東日本大震災を教訓として、社内で行った検証の結果および関係省庁などによる各種協議会により提起された、「帰宅困難者対応」「お客さまへの情報提供」「津波対応」「耐震化の推進」「踏切長時間遮断の防止」など、さまざまな課題について、解決に向けた取り組みを進めています。

主な取り組み

備蓄品(例)
備蓄品(例)
運行情報ディスプレイ
運行情報ディスプレイ
「災害時の避難場所」ポスター
「災害時の避難場所」ポスター
多摩線高架橋での耐震化
相模川橋梁での耐震化

帰宅困難者対応

  • ● 備蓄品(飲料水、レスキューシート)を全駅に配備しました。

お客さまへの情報提供

  • ● X(旧Twitter)による列車運行状況の提供を実施しています。
  • ● 駅に運行情報ディスプレイ(16駅20カ所)を設置しました。

津波対応

  • ● 「災害時の避難場所」ポスターを掲出しています。(藤沢~片瀬江ノ島間各駅)
  • ● 地震発生時のお客さまへの案内方法を明確にしたマニュアルを作成しました。

これらのほか、東日本大震災から3年の2014年3月11日には、地震発生を想定した電車の一旦停止訓練を実施しました。

耐震化の推進

大規模地震による被害を最小限に抑えるため、鉄道構造物の耐震補強を引き続き推進しています。今年度は、代々木上原駅、本厚木駅、本厚木駅~愛甲石田駅間および多摩線の高架区間のほか、相模川橋梁において耐震補強工事を実施しています。

なお、駅舎(高架駅および改良計画のある駅以外)の耐震補強は完了しています。

お客さまに安全と安心を(安全報告書2014)