2010年2月15日:今が旬の自然ふれあい歩道を紹介!梅ヶ丘駅〜経堂駅コースでの羽根木公園の梅を紹介。

「小田急沿線自然ふれあい歩道」とは

小田急沿線の駅を起・終点とするおおむね4〜5kmの小田急沿線自然ふれあい歩道は、沿線の身近な自然や文化財とふれあえる手頃な散歩コースです。
沿線にお住まいのみなさまが日常生活の中で、手軽に自然とふれあい、その素晴らしさを実感していただけるよう、コース沿いに見られる動植物や寺社仏閣などを調査し選定したものです。

  • ※各コースは、安全状況などをコース担当の情報提供員が実際に歩いてコースの状況を確認しています。

「小田急沿線自然ふれあい歩道」今回のお勧めポイント
梅ヶ丘駅〜経堂駅コース
駅前の梅の香に誘われて(2010年2月15日)

梅ヶ丘駅前の羽根木公園の梅が満開。

 

このコース一帯は、武蔵野台地の南東部にあたり、いくつかの川によって谷が刻まれた地形となっています。台地上やその縁辺部には先土器時代からの遺跡が点在し、江戸時代初期以降は用水を開削して田畑の開発が積極的に進められ、江戸市中に青物野菜などを供給する近郊農村として発展していきました。当地で古くから重要な役割を果たしてきた北沢川は、現在では暗渠化され、緑道として市民の散策の場となっています。北沢川緑道の木々や草花を楽しみつつ、緑道から少し外れて訪れる社寺は、山の手のベッドタウンにありながら静寂な雰囲気をたたえています。「梅ヶ丘」の名のとおり、小高い丘の斜面に約700本ものウメが植えられた羽根木公園(コース内1)の梅林は、コースの中で一番の見どころです。コースの途中で「世田谷区名木百選」や保存樹木に指定されているさまざまな巨樹・巨木に出会うことができるのも、大きな魅力です。

西福寺(コース内7)

 

新しく出来た青くきれいな自転車道の赤堤のハナミズキ並木を左に曲がると、西福寺があります。小さなお寺ですが由緒は凄い。真言宗の寺院で、1584年に高野山金剛峯寺宝塔院より山院寺号が与えられ、光林山持明院西福寺として創始されました。世田谷区指定の文化財画像板碑があります。もっと凄いのは落語会を開催していることで、今年の3月で100回を超えます。短い参道であるが、両側のボタンは見事です。

北沢川緑道(コース内8の先)

 

梅ヶ丘駅から北沢川緑道を歩き、善性寺、六所神社、赤松公園、赤堤のハナミズキ通りから左内弁財天を右手に見、北沢川緑道にまた入ります。道の外れの樹木の下に鎮座する小さい「左内弁財天」は、不思議な存在感があります。すぐ団地の整備された道、せせらぎ(暗渠になった北沢川を忍んで作られた)とは全く違う雰囲気です。昔、池があり、何かの事件で祭られた、と言われています。

ふれあい歩道情報提供員:羽山 貴子さん

このコースは北沢川を暗渠化して、その上を歩きます。そのため平坦で全体的にとても歩きやすいコースです。本文で紹介した羽根木公園は、梅ヶ丘駅から5分という近さにあります。梅ヶ丘図書館の上に広がる梅、梅の園。2月初旬から、梅が咲き始めます。中村汀女が近くに住んでいたからとかで、「外にも出よ 触るばかりに 春の月」の句碑があります。梅は白梅が多く、満開になっても「みやび」な静けさを醸しています。白梅というと実梅の代表種・白加賀(シラカガ)が咲きます。実のなる頃の実付きの見事さも、また楽しみです。2月初旬から3月初旬まで梅祭りが開催され、大勢の花見客で賑わいますが、是非、家族揃って出かけてみてはいかがでしょうか。

梅ヶ丘駅〜経堂駅コースの詳細は自然ふれあい歩道をご覧下さい。