2010年3月15日:今が旬の自然ふれあい歩道を紹介!黒川駅コースでの樹齢400年のサクラを紹介。

「小田急沿線自然ふれあい歩道」とは

小田急沿線の駅を起・終点とするおおむね4〜5kmの小田急沿線自然ふれあい歩道は、沿線の身近な自然や文化財とふれあえる手頃な散歩コースです。
沿線にお住まいのみなさまが日常生活の中で、手軽に自然とふれあい、その素晴らしさを実感していただけるよう、コース沿いに見られる動植物や寺社仏閣などを調査し選定したものです。

  • ※各コースは、安全状況などをコース担当の情報提供員が実際に歩いてコースの状況を確認しています。

「小田急沿線自然ふれあい歩道」今回のお勧めポイント
黒川駅コース
里山に囲まれた田園風景との出会いを求めて

里山に囲まれた樹齢400年のサクラが満開。

  昨年の4月上旬撮影

たくさんの野鳥の鳴き声を聞きながら、三沢川源流域の谷戸や雑木林を巡るコースです。多摩丘陵は、関東山地の東麓から三浦丘陵に至る間の丘陵であり、今から約200万年前から1万年前までに堆積した地層からなっています。関東地域においては最も高い位置にある段丘といわれていますが、河川によって侵食が進み、なだらかな起伏に富んだ丘陵になっています。多摩丘陵北部は大部分が鶴見川の流域ですが、ここ黒川の谷戸は多摩川の支流・三沢川の源流域に位置します。また、この地域は農業振興地域となっており谷戸田をはじめ、柿、梨、リンゴの畑などのどかな田園風景が見られます。この時期、リンゴ畑からコース側道を行くと、樹齢400年のりっぱなサクラ(コース内3と4の間)に出会うことができます。左の写真は昨年の4月上旬に撮影いたしました。

黒川梨(コース内2)

 

川崎の多摩川梨栽培の歴史は古く、元禄時代に稲城の代官が京都から梨の幼木を持ち帰ったのが始まりであるといわれています。「山では梨はつくれない」といわれた常識もさまざまな努力で打ち破られ、ここ多摩丘陵の黒川の谷地においても、梨は実を結び、「山に登った多摩川梨」と称された「黒川梨」が誕生しました。4月、この辺り一帯は真っ白い梨の花で覆われます。

多摩ニュータウンの眺望(コース内8)

 

水田や畑の間を通り、谷戸の風景に親しみながら雑木林をくぐり抜けると、多摩ニュータウンが一望できる展望ポイントに出ます。昔懐かしい原風景と、開発された住宅街の両方を同時に見られるポイントです。

ふれあい歩道情報提供員:小林 稔明さん

このコースは四季折々訪れる人を楽しませてくれるコースです。この時期、なんと言っても樹齢400年のサクラが満開になり、咲き誇る様は、ほんとうに見事ですよ。サブコースを通ってはるひ野に行くよこやまの道にも沢山のサクラが咲いていますので是非行ってみてはいかがでしょうか。

黒川駅コースの詳細は自然ふれあい歩道をご覧下さい。