△コンプライアンスの取り組み 当社グループでは、コンプライアンスをリスクマネジメントの一環と位置付け、「法令、社内規則、社会通念などのルールを守るとともに、誠実に事業活動を実践していくための考え方およびその取り組み」と定めています。そして、役員・社員が守るべきコンプライアンス上の行動基準と情報の取扱規定をまとめたコンプライアンスマニュアルおよび情報セキュリティハンドブックを策定、配布するとともに、コンプライアンス意識を高めるために、各種研修を実施しています。 また、コンプライアンスに反する行為を発見した社員が、その事実を通報できる窓口として「コンプライアンス・ホットライン」を設置することで、コンプライアンス違反の早期発見を図るとともに適切な是正措置および再発防止策を講じています。■■安全・安心の追求 当社では、鉄道事業法第18条の3の規定に基づく「安全管理規程」を2006年10月に制定するとともに、「小田急電鉄は、日本一安全な鉄道をめざします。」を基本理念に掲げ、安全性向上のための設備の維持・改善のみならず、安全管理体制の整備を通じて輸送の安全・安心の向上を図っています。グループとしても、2008年度より毎年、当社グループの交通事業者(鉄道、索道、バス、タクシー、船舶)の安全統括管理者ならびに運転管理者などが出席して、各社の安全マネジメントに関する取り組みの発表や情報交換などを行う「小田急グループ交通事業者安全統括管理者会議」を開催するなど、全社的に安全マネジメント体制強化を推進しています。なお、 2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりオンライン形式で実施しました。小田急グループ交通事業者安全統括管理者会議3つの重点分野の取り組み例コンプライアンスマニュアル情報セキュリティハンドブック22CSR
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