HADANO ART01↓ パッケージなどでもその多才ぶりを発揮。男の子と女の子のイラストでお馴染みの「ぺんてるくれよん」は、1955年の発売から少しずつリニューアルされているものの、キャラクターや全体の雰囲気はそのまま継承されている↑ 特急ロマンスカーのカラーデザインやポスターなども手掛け、小田急とも縁の深い画伯。館内には小田急コーナーがあり、その作品群を鑑賞することができる↑ 「光と影の華麗なる世界」と称される宮永作品を象徴する油彩画「韻」。美術館では多くの美人画を鑑賞できる半生と魅力を伝える偉大な画家・宮永岳彦のHADANO ART02ハダノ浪漫ハダノろまん昼食、軽食、喫茶から居酒屋まで多彩なシーンを彩る"おだしレストラン〟「ハダノ浪漫食堂」と、コワーキングスペース、シェアオフィスとして秦野起点の活動をサポートする「ハダノ浪漫会館」から成る複合施設。コンセプトは「大正浪漫」。建物からテーブルや椅子、ちょっとした小物に至るまで、細部までこだわり抜いた空間は、新たな秦野の名所として、そして市民の憩いの場として存在感を発揮している。住神奈川県秦野市栄町1-13 花輪第2ビル☎0463-68-8466 営11:30~23:00 休木曜 交小田急線秦野駅より徒歩約5分大正浪漫って何?大正時代(1912~1926年)の和洋混淆の雰囲気を伝える思想や文化様式の呼称。大正時代は日本の伝統にヨーロッパから伝わった文化、デザイン、建築様式が融合し、モダンな文化が形成された時期。そのロマンチックで混沌とした雰囲気は、今なお魅力を放ち続ける。光と影の世界を描く 洋画家・宮永岳彦1919年、静岡県生まれ。2度の兵役後、実家のある秦野市名古木に帰ってアトリエを構え、松坂屋百貨店銀座店宣伝部に勤務しながら創作活動を続けた。1974年に秦野市功労者表彰、1979年に日本芸術院賞を受賞。1986年には二紀会理事長に就任し、日本における西洋画の発展にも尽力した。← はだのおそうじたい毎月第4日曜の朝、秦野市内の4駅周辺をローテーションしてゴミ拾い活動を実施。参加希望者は誰でも歓迎。軍手と笑顔を持って参加してみよう。← 市民の日に出店秦野市最大の市民イベント「市民の日」の会場に出店。ネットでの告知のほか、当日は、お店を拠点に情報を発信し、イベントを盛り上げる。↑ 外装、インテリア、スタッフの制服まであらゆる点に大正浪漫が潜む↑ 食堂や居酒屋としてはもちろん、ときにはイベント会場ともなる店内かけうどん 486円出汁のプロフェッショナル「だしソムリエ」が仕立てる風味豊かなつゆが自慢。出汁はいりこ、かつお、あわせの3種から選択可能。地粉で打つオリジナル麺の食感も絶妙おでん 1本162円~昆布をベースにいりこ、かつおなどを合わせた特製だしで炊き上げるオリジナルおでん。タネは季節の野菜などが常時20種類以上揃う歴史と文化に触れる場所秦野市の2大アートスポットARTHADANO自然が持ち味の秦野市だが、人の魅力も負けてはいない。秦野ゆかりの巨匠から、まちを盛り上げる若者たちまで市民のパワーを感じるアートなスポットをご紹介。おすすめ MENU秦野市立宮永岳彦記念美術館はだのしりつみやながたけひこきねんびじゅつかん2度の兵役後、秦野市を拠点に創作活動を行った洋画家・宮永岳彦。流麗な筆致の油絵をはじめ、企業ポスターや書籍の表紙、挿絵、水墨画など、多彩な作品を遺した宮永画伯の功績を称えて作られた記念美術館では、年に2回の展示替えにより、さまざまな角度から宮永作品の魅力を伝えている。住神奈川県秦野市鶴巻北3-1-2☎0463-78-9100 営10:00~19:00(入館~18:30)休月曜 料300円 交小田急線鶴巻温泉駅より徒歩約2分 秦野の最新情報をキャッチ ココから秦野 「ココハダ」 https://www.kokohada.com/2012年、秦野のとある居酒屋の何気ない会話から生まれた秦野市民有志の秦野活性化プロジェクト「ココから秦野」通称「ココハダ」。「秦野で遊び、秦野で楽しもう」をモットーに、市民ならではの視点で秦野の情報を発信している。フリーマガジンの発行やローカル番組の制作、放映、インターネットコンテンツの運営、イベント開催など、その活動は多様。大正浪漫に触れる複合施設レトロでロマンチックな15
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