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2017年、秦野市と小田急電鉄は「秦野市と小田急電鉄株式会社との小田急小田原線沿線まちづくりの推進に関する連携協定」を締結。秦野市内にある鶴巻温泉駅、東海大学前駅、秦野駅、渋沢駅を対象に、駅の機能向上や駅を中心とした街づくり推進に乗り出した。乗降客数は4駅合計で1日約13万人(2017年度)。今後は広域交通拠点として、さらなる発展が期待される秦野市。地域の活性化とともに、その魅力を広くPRし、秦野市、小田急電鉄相互の付加価値を高めることが狙いだ。各駅の改良から地域資源のPR、参加型の各種イベントまで、企画、実施される施策は多数。それに合わせメディアやSNSでの露出など、すでに目に見える効果も多い。官民が足並みを揃え、活性化を目指す秦野市から、今後も目が離せない。渋沢駅コンコース壁面リニューアル鶴巻温泉駅改良工事完了木のぬくもりを感じる空間が誕生丹沢への玄関口であり、秦野の観光拠点でもある渋沢駅。連日多くの登山客や観光客で賑わうこの渋沢駅のコンコースが、2019年2月にリニューアルされた。改札上部に秦野産木材、壁面には芳香作用のある木製シートを使用し、ぬくもりある雰囲気を演出。さらに秦野産木材を使った案内掲示板やベンチも設置され、便利で安らぎを感じる駅に生まれ変わった。もっと便利に、もっと楽しく!秦野市魅力的な駅空間に!利便性が向上!駅の機能向上や都心へのアクセス改善でより便利な街に進化中秦野市と小田急電鉄が協定を結び、一体となって推進する街の活性化。交通利便性の向上と街づくりの両面から盛り上がる秦野市に注目が集まる!渋沢駅の列車接近メロディ渋沢駅の列車接近メロディは、故・坂井泉水さんがボーカルを務めていたZARDの名曲「負けないで」と「揺れる想い」。坂井さんが秦野市出身で、学生時代に渋沢駅を利用していたことから採用された。あの名曲が、列車接近メロディに!大規模改良で利便性が向上首都圏からのアクセスの良さで人気の鶴巻温泉。その入り口である小田急線鶴巻温泉駅の改良工事が完了し、いっそう便利に生まれ変わった。2018年の改良で各ホームに上下エスカレーターとエレベーターが設置され、バリアフリー対応が拡充。また南口改札が跨線橋の南側に移設され、秦野市が整備したペデストリアンデッキと接続。利便性が大きく向上した。2

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