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大和市長に聞きました!充実の子育てサポート家族みんなが安心して暮らせるまち 大和市大和市の“魅力”を教えてください!人の健康、まちの健康、社会の健康。この三本柱を軸に大和市の市政は運営されています。市長になってまず市政の中心に据えたのは健康でした。その健康とは、肉体的な健康だけではありません。人の健康、まちの健康、社会の健康。この三本柱を中心に、大和市の市政は動いています。たとえば大和市の代名詞ともなった図書館も健康の延長線上にあります。学校図書室の改装を皮切りに、シリウス、中央林間図書館の整備を進めました。どれも従来の図書館ではなく、人が主役となる図書館、市民の居場所となる図書館を目指しました。結果として現在、大和市の小学生の年間読書数は一人平均192冊、シリウスの年間来場者は320万人、小規模な中央林間図書館も87万人が来場。これらは市民と社会の健康につながっています。肉体的な健康でいえば、乳がん、子宮がん検診の受診率は神奈川県内の市で1位。一般不妊治療や不育症の対策にもいち早く着手し、5年ベースの合計特殊出生率の平均は神奈川県内の市で一番高いまち。市立病院の小児科や産科の専門医の拡充も、安心して出産、子育てができる環境につながっています。待機児童問題が生じていた市の中では4年連続待機児童ゼロというのも県内で唯一です。またまちの健康という視点でいえば、災害に強いことが挙げられます。活断層がなく、海抜も高い大和市は誕生して60年間、記録のある限り自然災害による死者がゼロ。浸水被害の対策にも取り組み、今年の雨台風でも床上床下浸水もゼロでした。人と、まちと、社会が健康であること。それが大和市の魅力。今後は来る認知症時代への対策でも、市民を守るという市の責任を果たしたいと考えています。大和市 大木哲 市長大学を卒業してサラリーマンを経験後、大学歯学部に入学。卒業後、勤務医を経て歯科医院開設。1995年から神奈川県議会議員、2007年に大和市長に当選し、現在4期目。小児一次救急医療は、市の委託する大和市医師会が地域医療センターにて、小児二次救急医療は、小児科医13名が勤務する大和市立病院にて365日24時間対応する。小さな子どもの急な病気などの際に、いつでも医師の診察を受けられる環境が整えられている。また、広く市民を対象としたやまと24時間健康相談でも、子どもに係る健康相談や体調急変時の対応などについて、電話で医師や看護師などに相談可能。小児医療のプロが子供を守る小児救急医療体制 「赤ちゃんまもるくん」は、単身で乳幼児を養育している方などが急に亡くなってしまったとき、その赤ちゃんまでもが危険にさらされないよう、市が保護者の安否を毎日メールで確認するサービス。また「赤ちゃんまもるくん2」では、睡眠時の事故を防止するため、市内すべての保育施設等に赤ちゃんの体の動きを感知するベビーセンサーを配付。睡眠時の安全対策を強化している。万が一の事態に備え、赤ちゃんを守る赤ちゃんまもるくん 年間300万人以上が訪れる文化複合施設「文化創造拠点シリウス」の3階にある施設。「思い切り遊んで学ぶこどものフロア」をコンセプトに、大型遊具や知育玩具を設置した屋内こども広場、約9万冊の絵本や児童書などを取り揃えるこども図書館などがある。保護者が館内のホールや図書館などを利用する際の一時預かりもある。子どもの成長に欠かせない玩具や絵本が揃う大和こどもの国子育て支援施設「きらきらぼし」で幼稚園等の通園バスを利用した独自の送迎ステーション事業を実施している。幼稚園の教育時間の前後や夏休みなどに園児の預かり保育を行い、保育所と同様の保育時間を確保。保護者は出勤時に児童を預け、仕事帰りに迎えに来ることができる。子育て世代のニーズに対応送迎ステーション事業妊娠がわかったときから1歳になる前日まで、子どもの月齢に合わせた子育て情報やアドバイスを日々送る「子育て何でも応援メール」というメールマガジンを配信。さらにこちらに登録すれば専用サイトにログイン可能。妊娠期から妊婦健診のスケジュール管理や乳幼児健診の記録などが行える「電子母子手帳」のサービスも受けられる。わからないことが多く不安を抱えるママにうれしいサービスだ。日々届くメールマガジンでママの不安を解消子育て何でも応援メール・電子母子手帳 大和市は図書館に力を入れる通称「図書館 城下町」。幼い頃から本に慣れ親しんでもらうこと、そして親と子の触れ合いを深めることを目的として、乳児に絵本を贈っている。4か月児健康診査の会場で、読み聞かせボランティアと図書館職員が実際に絵本の読み聞かせを行い、お好みの乳児向け絵本2冊と、ブックリストなどをセットにしたブックスタート・パックをプレゼント。幼い頃から本に触れ、好奇心を育むブックスタート14

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