コラム

家事代行サービス
2019/04/22

今後もシェア拡大傾向の家事代行サービスとは?気になるポイントも解説

近年、共働き世帯の増加にともなって急速にそのシェアを拡大している家事代行サービス。
家事代行という言葉をよくきくけれど、具体的にはどんなふうに利用すればいいのかイメージがわかない、という方も多いかもしれません。
今回は、家事代行サービスの基本と気になるポイントについて詳しくご紹介します。
 

気軽に使える!月一からでも利用可能な家事代行とは

お手伝いさんや家政婦というと住み込み、もしくは毎日のように通ってくるというイメージがあるかもしれませんが、それは映画やドラマの話。現在の家事代行は、月一回の利用や、不定期のスポット利用など気軽に試せるサービスになっています。
「家事代行」は、掃除、手伝い、片付けのという大きな3つのカテゴリに分けることができます。多くのサービスは、時間制で限られた時間内にできることを組み合わせて依頼するのが一般的です。
 

「掃除」カテゴリの家事代行

家事代行は、普段主婦(主夫)がおこなっている家事一般を代行するサービスです。外壁のクリーニングや専用の溶剤を使わないと落ちないような専門性の高い掃除ではなく、ふだんの汚れをすっきりきれいにする、そんなサービスが主な内容です。 

・掃除機がけ
・バスルームやトイレの掃除
・キッチンや水回りの掃除
・庭や玄関周りの掃き掃除
・床の拭き掃除

これらが、掃除カテゴリの主な代行内容です。
これらと組み合わせて別の業務を依頼したい場合は、事前の面談などで詳細を相談することになります。

「手伝い」カテゴリの家事代行

手伝いとは料理や洗濯のほか、掃除には分類されない細かな家事、俗にいう「名もなき家事」が該当します。

・料理
・洗濯

【名もなき家事】
・買い物
・食器洗い
・ゴミの分別/ゴミ出し
・庭や住宅周りの草抜き
・ベッドメイク

ちなみに「名もなき家事」は、大和ハウス工業が2017年におこなった家事の意識調査から話題になったワードです。共働きであっても妻が担っていることが圧倒的に多く、ひとつひとつは大きな手間ではないけれど、常にこれらを担うのは負担が積もってつらいという声が寄せられていました。
それぞれはささいなことかもしれませんが、これらの負担を家事代行によって軽減させることで、家庭の全員が暮らしやすくなる可能性は大いにあります。
 

「片付け」カテゴリの家事代行

片付けカテゴリには、

・部屋の片付け
・整理整頓

があります。散らばった本を書棚におさめる、着たまま脱いだままになっている洋服や小物の収納、クローゼットを使いやすく整理整頓するといった代行内容が一般的です。
 

家事代行とは「自宅にある道具でできる内容」のサービス

家事代行は、自宅にあるものを使っておこなう家事一般を代行する業務です。
例えば、買い置きの材料で料理を作る、自宅にある掃除機や洗剤で部屋を掃除するなど、あくまで「日常的におこなっている家事」が基本。
スーパーには売っていないような珍しい材料を買い物して料理する、ハウスクリーニング業者が使うような専用の溶剤を使って危険をともなう作業をする、介護をするといったサービスではありません。
こまごまとした日常の面倒なことを外注するというのが、家事代行サービスです。

データでみる家事代行の利用率

「自分でできることを、お金を払って頼むのは気がひける」
「周りの人から楽をしていると思われそう」
このような思いから、家事代行依頼をためらう世帯も多いかもしれません。
それは数字にもあらわれています。
少し古いデータになりますが、株式会社野村総合研究所は平成26年(2014年)、25~44歳の女性を対象としてインターネットで調査をおこないました。結果、その中で実際に何らかの家事代行サービスを利用したことのある人の割合は、わずか3%だったと調査報告にまとめられています。しかしながら社団法人全国家事代行サービス協会は、家事代行の市場規模が著しく増加を続けているという見方を示しています。ここ数年、共働き世帯は1,000万超からさらに増加中。「名もなき家事」というワードが一般に周知されること自体も、家事代行サービスの需要が高まっていることの兆しなのかもしれません。

参考:平成26年度 女性の活躍推進のための家事支援サービスに関する調査報告書
http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2015fy/000144.pdf
 

面談やマッチング、家事代行の気になるポイント

代行業務にまつわる気になるポイントについて事前に知っておけば、依頼しやすくなります。
依頼する時に知っておきたいポイント3つを次にまとめました。

不在の間も代行訪問してくれる

 定期契約のみなど制限はあるものの、家主が不在でも代行業務は依頼可能です。
事前の面談時などに鍵を預ける方法、入退室に立ち会う方法のどちらかで対応することが一般的です。
出張や旅行が多いならば思い切って鍵を預ける、代行してくれている間に買い物や用事をすませたいという場合は入退室の立会いで対応するなど希望スタイルに併せて選択しましょう。

家事代行前に訪問面談でマッチングできる

ほとんどの家事代行業者は、サービス当日までに面談をおこないます。
面談の内容は、訪問日時とサービス内容のすり合わせで、気になることはこの時に相談しておきます。
アレルギーの問題で使用してほしくない洗剤がある、買い物代行時に気をつけてほしいことがある、窓やドアを開ける時にペットの脱走に注意してほしいなど、不安なことがあれば小さなことでも相談しておきましょう。情報は訪問スタッフに共有され、円滑に業務をおこなう助けになります。 

家事代行は依頼してもプライバシーが守られる

家事代行サービスを利用していることを近所に知られたくない、という要望はさほど珍しいものではありません。
その場合は、社用車を使わない、ロゴの入ったエプロンを着用して家の外を歩かないといった対策を講じます。これも心配な時は事前の面談で打ち合わせをしておくと安心でしょう。 

トラブルは事前の面談で防ぐことができる

家事代行は、まだ現代社会において「当たり前」ではありません。
一般的に、日本人は「人を使い慣れていない」民族といわれています。
ヨーロッパやアジア圏には、富裕層だけでなく中間層であっても臨時の手伝いや子守を雇うことが当たり前という国もありますが、日本ではそのような文化がありませんでした。
多くの移民を受け入れて発展してきた諸外国では、安い労働力としてハウスメイドを雇用するスタイルが根づいています。しかし、日本では近隣の住民が出産や葬儀で協力し合うことはあっても、金銭によって第三者に家の用事をさせるということはほとんどなかったといってよいでしょう。家事代行の利用に二の足を踏んでしまうのは、こうした文化背景も関係しているといえます。
トラブルを過剰に恐れたり、反対に要望があっても遠慮して言い出しづらかったりするのは、文化として慣れていないことだからにほかなりません。
しかし、家事代行は「サービスを購入する」ということであり、自分で切れるけれど美容院でプロにヘアカットしてもらう、自分で食事を作れるけれどレストランで外食をする、ということと概念は同じです。
洗剤のアレルギーがある、入室してほしくない部屋があるといった要望を事前の面談でしっかり伝えておけば、家事代行のプロであるスタッフに情報が共有され、スムーズに業務が進行されるでしょう。 

まとめ

今後、一般的になっていくであろう家事代行。どこの家でも当たり前に活用する時代は、すぐそこまできているかもしれません。

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