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家事代行

家事代行サービス

一人暮らしの利用から大掃除まで!人気家事代行「掃除代行」の内容とは

目次

家事の中でも、丁寧にやろうとすると時間のかかる「掃除」。料理代行と同様、多くの代行依頼が寄せられています。
ここでは、掃除代行の具体的なサービス内容の紹介、およびシチュエーション別の活用法についてご紹介します。
 
家事代行サービスを利用したいけれど、物が紛失・家具の破損などのトラブルや危険について気になるところ。以下の記事では、家事代行サービスが危険と言われる理由から安全にサービスを利用するためのポイントを解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

家事代行サービスの利用は危険?よくあるトラブル一覧と安全な選び方を解説

掃除代行は水回り掃除とそれ以外に大きく分類できる

掃除は、リビングや各部屋の掃除機がけと、キッチンやバスルームなど水回りの掃除、大きく2つに分類することができます。それぞれの内容を次にまとめました。

掃除代行:室内掃除の内容

室内の掃除は、リビングや各部屋の清掃です。

・掃除機がけ
・埃落とし
・床拭き(水拭き/乾拭き)
・ベランダの拭き掃除
・玄関周りの掃き掃除

これらに代表される基本的な掃除のほか、時間内であれば整理整頓やゴミ出しなどを追加することもできます。「リビングと子ども部屋を掃除し、寝室には入らないでほしい」、「特に散らかっているリビングを重点的に掃除してほしい」などリクエストするのもOKです。
ただし、掃除代行はあくまで日常的な掃除の代行業を請け負うため、危険を伴うような高所の掃除、専用のクリーナーが必要な高度な洗浄や床のワックスがけなどには対応していません。そのようなハウスクリーニングが必要な時は、専門業者に依頼し、そのあとで掃除代行を利用するなど上手に使い分けましょう。

掃除代行:水回り掃除の内容

水回りは、日頃おろそかになってしまい知らないうちに汚れが蓄積しやすい場所です。
キッチン、バスルーム、トイレの掃除はそれぞれ次のような内容で掃除されています。

【キッチン】
・コンロ磨き
・シンク磨き
・生ゴミ捨て
・食器洗い

【バスルーム】
・浴槽掃除
・洗面台掃除
・鏡や床、壁磨き
・排水溝掃除
・水垢/ぬめり取り

【トイレ】
・タンク掃除
・便座掃除
・床磨き
・便器掃除

これらの汚れが強い時には、大掃除プランや水回り掃除パックプランなどを活用した方が効率よく掃除代行がおこなわれる場合もあります。
「キッチンのコンロ周りだけと部屋の掃除機がけを依頼したい」、「食器洗いと洗面台掃除を重点的にお願いしたい」など、時間内で掃除場所を組み合わせることもできます。

掃除代行サービスはリクエストで内容変更も柔軟にできる

水回りを重点的にしっかり掃除してほしい場合は、水回り掃除パックプラン、家全体の清潔度を維持する程度に軽く掃除をしてほしい場合はパックプランではなく「掃除代行」として2時間ないし3時間の派遣を依頼するなど、目的に合わせて使い分けるのがオススメ。掃除は原則自宅にある洗剤やウェス(ふきん)を使っておこなうので、代行日前に洗剤のストックを確認しておきましょう。
買いに行く時間がないという場合は、日用品や食料品を購入する「買い物代行」も併せて依頼することも可能です。

シチュエーション別掃除代行活用法:一人暮らしの場合

一人暮らしの場合、働いていると家事にかけられる時間が少なくなりがち。
洗濯や掃除は休みの日にまとめて、食事は自炊したいと思いながら外食が多くなってしまうなど健康的な生活を送りづらいという人も多いのが現状です。
また、普段の掃除は素早く済ませることに注力し、見えない汚れが蓄積しているというケースもあります。そんな時は掃除代行を利用することで、部屋をスッキリさせましょう。

・引越し前後の徹底清掃に掃除代行を活用
・帰省や旅行など長期で家を空ける前に掃除をして清潔に保つ
・繁忙期に掃除代行を利用して日常生活の負担を軽減
・趣味に没頭するために掃除代行を活用して時間を作る
・同棲前やシェア暮らし前の大掃除に

一人暮らしで家事代行を頼むのは「もったいない」、「効率が悪そう」と思うかもしれませんが、短時間パックや、ワンルームプランなどを活用することで、住まいに合った掃除代行サービスを受けることができます。
若い単身者だけではなく、介護サービスを受けるほどではないけれど体力が落ちてきた中高年、高齢者の一人暮らしにも、掃除代行は活躍します。

シチュエーション別掃除代行活用法:大掃除を依頼したい場合

普段の掃除はどうにか間に合っているけれど、大掃除は億劫で、という時には大掃除プランを活用して掃除代行に任せてしまいましょう。
体力に不安のある高齢者の自宅や、共働きで大掃除に多くの時間を費やせない家庭、子どもが小さくて目が離せずなかなか掃除に集中できない家庭など、大掃除代行にはさまざまなニーズがあります。
一般的な大掃除パックは3~4時間。スタッフ2名が時間内は休憩をはさむことなく従事するスタイルがほとんどです。大掃除パックに含まれる内容はサービス業者によって異なりますが、主な内容は次のようになります。

・掃除用品買い出し
・掃除機がけ
・雑巾掛け
・冷蔵庫掃除
・キッチン掃除
・窓と網戸の清掃
・バスルーム掃除
・トイレ掃除
・新聞や雑誌まとめ
・家具の拭き上げ
・ゴミの分別

フローリングのワックスがけや、庭木の伐採や高所の清掃といった危険を伴う作業は家事代行の範囲外ですが、それらを除く代表的な大掃除の項目はすべて網羅できます。
なお、大掃除を希望する場合、必ずしもこれらすべてを含んだ作業量にしなければならないわけではありません。
「水回りを掃除代行して、リビングは自分たちで」、「ベランダと玄関周りだけ徹底的にピカピカに」など家庭のシチュエーションに合わせて掃除したい場所を決めていくことも可能です。
また時間内に済ませられるか心配な作業量の場合は、事前の面談で掃除してほしい場所の優先順位を決めておくとスムーズでしょう。

掃除代行のメリットは負担の軽減と清潔さの維持!誰でも気軽に活用できる社会に

家事は、長らくその作業量や負担が数値化されていませんでした。しかし、女性の社会的な活躍を推進する動きとともに、無償労働とされてきた家事活動の負担を貨幣価値に換算する調査もおこなわれています。
内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部では、UNECE(United Nations Centre for Trade Facilitation and Electronic Business/国際連合欧州経済委員会)が2017年に発表した「無償の家 系サービス生産の貨幣評価についての指針」を仮訳していますが、

・国内外での生活環境や社会環境の違い
・個々の家庭における家事労働のあり方
・個々の家庭における家族同士の協力状況

が違いすぎることから、家事をお金に換算する基準を決定できないのが現状です。
しかし、「家事=主婦(主夫)がやって当たり前」という図式に変化が起こり始めているのは確実で、「家事=家庭内で分担するもの」という価値観も変わりつつあります。
掃除代行サービスは、家事を主に担っている家族の負担を軽減させ、また家庭内を快適に保つために有益です。
定期利用やスポット利用など、生活スタイルに合わせて活用できるところも、気軽に試しやすいポイントといえるでしょう。

・参考:内閣府「無償の家 系サービス生産の貨幣評価についての指針」仮訳
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/sonota/satellite/roudou/contents/pdf/181213_honyaku.pdf

まとめ

掃除代行は、掃除が苦手で普段は敬遠しがちという人だけでなく、多忙で掃除する時間がない人、体力的に徹底的な掃除が難しい人、趣味や活動を充実させたいという人など、さまざまな事情や希望によって活用されています。
代行サービスの導入を検討しているが迷っているという場合は、事前の面談でその思いも含めて相談してみるのも良いかもしれません。

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