コラム

ハウスクリーニング
2019/04/22

掃除機能付きも必要なエアコンクリーニング:抗菌コートの効果や最適な頻度は?

エアコンは、使用しているうちにカビやホコリがたまるため、定期的なクリーニングがかかせません。汚れたまま使用していると、臭いが発生することもあります。また、カビが室内にはびこってアレルギー性鼻炎やぜんそくといった体調不良を招くおそれも。これは掃除機能付きのエアコンであっても同様で、まったく掃除をする必要がないエアコンというものはありません。
具体的なエアコンクリーニングの掃除内容、クリーニング前に自分でもできる掃除方法についてまとめました。 

掃除機能付きも必須?エアコンクリーニングの掃除内容と所要時間は?

エアコンクリーニングとは、電動ドリルなどを使ってエアコンを分解して、取り外せるパーツを洗浄することをいいます。パーツの取り外し自体に専門技術が必要なほか、専用の洗浄液(強アルカリ洗剤)と高圧洗浄機などを使って掃除するため、各家庭ではなくクリーニング業者がおこなうのが一般的です。業者は、エアコン周りの養生、パーツの分解、内部洗浄、水洗い、取り付けまでをおよそ3時間でおこないます。 

エアコンクリーニング1. 養生

エアコン本体は分解した後に高圧洗浄するため、洗浄した後の黒い水が壁や家具を汚さないよう、あらかじめ周囲を養生します。これをしっかりやっておかないと、掃除をしたつもりが却って部屋が汚れてしまったということになりかねません。 

エアコンクリーニング2. パーツの分解

エアコン周りをカバーしたら、本体から取り外し可能なパーツを取り外します。
通常のエアコンで取り外し可能なパーツは、アルミフィン、ファン、フィルター、外装パネル、内部で発生する水分を排出する役目を担うドレンパンです。このほか、お掃除機能付きのエアコンでは、掃除ユニットを別に取り外す場合もあります。 

エアコンクリーニング3. 内部洗浄

エアコン本体がむき出しになったら、洗浄液をスプレーして5分ほどつけおきします。
つけおきの間にパーツの水洗いをおこなう業者も。工程をスピーディにこなす手腕はまさにプロならではです。
汚れが充分浮いてきたら、高圧洗浄機を使って汚れを外部へ排出します。洗浄した後の黒い水は、排出管を通って流れていきますが、一部は前面に養生したシート内にたれてきます。 

エアコンクリーニング4. 水洗い

水洗いできるパーツは、浴室などに運び洗浄します。
これはエアコン本体をつけおきしている前後ですませることもあります。
エアコン本体だけでなく、フィルターやドレンパンにもカビが発生している可能性があるため、しっかり洗って乾燥させます。
これらのパーツをエアコン本体に取り付けて、エアコンクリーニングは終了となります。 

掃除機能付きエアコンはクリーニングが割高に:便利機能でカビ防止をしよう

掃除機能付きエアコンは、そうではない通常のエアコンよりも構造が複雑かつパーツが多くなります。
そのため、どのような業者であってもクリーニング料金はやや割高に。また、掃除機能は「汚れがつきにくい」という機能であって「まったく掃除の必要がない」というわけではありません。しかし、掃除機能にはメリットもあります。多くの掃除機能付きエアコンは、運転停止後に送風をする仕様になっており、この送風がポイント。エアコンは停止した時、内部に水分を含んでいる状態です。これがカビの発生原因のひとつとなるため、しっかり内部を乾燥させる送風運転はカビ防止に役立つのです。
ただし、これもあくまで防止であるため、完全にカビを防ぐことはできません。またエアコンは使っているだけで少しずつ内部にホコリがたまります。普段のフィルター掃除にくわえ、2~3年に一度は業者によるエアコンクリーニングをしておくと安心でしょう。 

オプションで抗菌コートをつけられることも

エアコンクリーニングでは、オプションとして抗菌コートの塗布を依頼できます。
抗菌コートはエアコンの内部を洗浄した後にスプレーするコート剤で、カビをつきにくくする目的で使用します。
ちなみに、エアコンはもともとカビが発生しやすい温度・湿度条件が揃っているため、抗菌コートを施しても100%カビ発生を防止できるものではありません。あくまでカビを抑制する目的をもって使用されます。しかし、「少しでもカビの発生を少なくしたい」、「風通しの悪い部屋で使っているのでカビが気になる」という時にはオプションとして相談してみましょう。 

エアコンクリーニングを依頼する前:自分でできる掃除

エアコンクリーニングは、家庭ではできないエアコン内部の汚れを徹底的に洗浄するサービスです。この大掃除とは別に、フィルターや吹き出し口の掃除は簡単にできるので、エアコンが本格稼働する夏の前後にすませておきましょう。 

家庭でできるエアコンクリーニング前のプチ掃除:フィルター

フィルターは、掃除機と中性洗剤、古い歯ブラシを使ってきれいにします。
まず、エアコンの電源が切れていることを確認し、前面のカバーを開けます。そしてフィルターを取り出しましょう。
フィルターがあまり汚れていない場合は、取り外したフィルターに掃除機をかけるだけで快適に過ごせます。
黒く汚れている場合、また目に見えないカビが心配という場合は、浴室などで中性洗剤を水で薄めて古い歯ブラシでこすってきれいにします。この時、強くこすりすぎてフィルターを傷めないように注意してください。
フィルターを戻す時は、乾拭きの上で陰干しし、充分に乾燥させてからセットします。 

家庭でできるエアコンクリーニング前のプチ掃除:吹き出し口

吹き出し口の掃除は、割り箸に布を巻いて掃除棒を作ると便利です。吹き出し口の両脇にはホコリがたまりやすいので、重点的に掃除します。また、黒いポツポツとした点はカビもしくはカビ予備軍の可能性があります。しっかりこすって落としておきましょう。
こちらも、エアコンの電源が切れていることを必ず確認してからおこなうようにしてください。 

3年ごとのエアコンクリーニング:そのほかのこまめな掃除は家事代行に依頼

エアコンクリーニングは、2~3年に一回の頻度で依頼すれば充分清潔さを保てるといわれています。しかし、前回はいつ依頼したか忘れてしまった、毎年依頼しないとエアコン内部にカビが発生していそうで不安、という方もいるでしょう。
そんな時は、家事代行のエアコン掃除を依頼してはいかがでしょうか?
家事代行は家庭の一般的な家事を必要なことだけ代行するサービスで、掃除代行は特に需要が高い依頼です。フィルターや吹き出し口をこまめに掃除するだけで、カビやホコリを除去できるので毎年安心してエアコンをつけることができます。
掃除代行の多くは2~3時間のパック料金制なので、エアコンと水回りをまとめてきれいにしてもらうことも可能です。事前の面談でしてほしいことを相談できるので、気になることや要望を元にプランを組みたてるのもオススメです。 

まとめ

エアコンクリーニングは、普段は見られないエアコン内部を徹底的に掃除するため、時間のかかる作業になります。
日々のお手入れやシーズンごとの掃除をしっかりとしていれば、ホコリやカビのたまりにくい環境を維持できるため、安心してエアコンを使うためには日常的な掃除が欠かせません。
忙しくてエアコン掃除まで手が回らない家庭や単身者、体力的にエアコンの掃除が難しい高齢者世帯は、家事代行でエアコン掃除を依頼することで安全に使い続けることができるでしょう。 

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