第10条
会員は、ログインし所定の操作を行い、自己が保有する小田急カードに登録されている情報を登録(以下、「お客さま番号登録」といいます。)したうえで、窓口で当社所定の申込書を提出し、かつ本人であることが確認できる、パスポート、運転免許証または学生証等当社が認める証明書(顔写真があるもの)を呈示すること(以下、「本人確認の手続き」という)により、特急ポイントを小田急ポイントで積み立てることができます。
2 お客さま番号登録に必要な事項は、お客さま番号、お名前、生年月日、電話番号です。
3 会員は、ログインし所定の操作を行うことによりお客さま番号登録の変更を行うことができます。ただし、変更後に特急ポイントを小田急ポイントで積み立てる場合には、あらためて窓口で本人確認の手続きを行う必要があります。
4 会員は、窓口で当社所定の申請書を提出し、かつ本人確認の手続きを行うことにより、当社に対し本サービスに登録されているお客さま番号の削除を申請することができるものとします。
5 当社が、前項によりお客さま番号登録の削除を行った場合、小田急ポイント積立による特急ポイントの残高は、引き続き本サービスで特急ポイントとしてご利用いただけるものとします。
第11条
会員は、窓口で当社所定の申請書を提出し、かつ本人確認の手続きを行うことにより退会できるものとします。
2 当社は、会員の退会時には、特急ポイントの残高を第8条第2項に定めるレートで円に換算のうえ、次の各号により払いもどします。
(1)現金により積み立てした特急ポイントの残高は、窓口で現金にて払いもどします。
(2)クレジットカード決済により積み立てした特急ポイントの残高は、会員がクレジットカード会社に登録している金融口座に退会の日から次々回の口座振替日までに払いもどします。ただし、クレジットカード決済により積み立てした特急ポイントでも、次の各号のいずれかに該当する場合、現金積立ポイントに振替えられます。
ア 会員がクレジットカード会社に登録した金融口座が、事由の如何を問わず、払戻しに使用できない場合
イ クレジットカード決済により積み立てた特急ポイントの残高が、最後にクレジットカード決済により積み立てた特急ポイントより大きい場合
ウ 最後のクレジットカード決済による特急ポイントの積み立てから、6ヶ月が経過した場合
(3)小田急ポイントで積み立てた特急ポイントの残高は、会員が登録している小田急ポイントの管理システムへ退会の翌日までに払いもどします。ただし、小田急ポイントで積み立てした特急ポイントでも、本システムよりお客さま番号が削除されている場合、特急ポイントは失効されます。
第12条
本サービスの取扱い時間は、午前4時から翌日午前2時までです。
第13条
本サービスによる電子特急券の予約・購入の取扱いは次の各号のとおりとします。
(1)予約可能期間は特急列車の乗車日1ヶ月前の10時から乗車特急列車の発車時刻の45分前までとします。
(2)購入可能期間は特急列車の乗車日1ヶ月前の10時から乗車特急列車の発車時刻までとします。
(3)予約内容の保持期限は次の各号のとおりとし、購入手続きを行わないまま保持期限を経過した場合、自動的に予約は取消されるものとします。
ア 乗車日の8日前までの予約は、予約日を含め8日以内
イ 乗車日の7日前から予約可能期限までの予約は、発車時刻15分前まで
(4)一度に取扱いできる人数は、4人までです。
(5)同一日で発駅または着駅が同じ列車の予約・購入はそれぞれ1列車までとします。ただし、同一日であっても取扱った予約が自動取消された場合または購入した特急列車の発駅時刻を過ぎた場合は再取扱いが可能です。
(6)座席番号の指定は、座席を選択できるマップ(以下、「シートマップ」といいます。)により行うことができます。ただし、座席番号の指定についての取扱いは次の各号のとおりとします。
ア 指定できる座席は、シートマップで選択できる座席のみとします。
イ 座席番号の指定可能期間は、電子特急券を予約する場合は乗車特急列車の発車時刻の45分前まで、購入する場合は乗車特急列車の発車時刻の3分前までとします。
ウ 複数の利用者が同時に同じ座席を選択した時、その他座席の確保がシステム上で正常に処理されなかった場合は、選択した座席を確保しないことがあります。
(7)「号車指定」、「通路側席を優先」または「窓側席を優先」を選択した場合、空席の状況によりご希望と異なる座席を確保することがあります。ただし、「窓側席を指定」を選択し窓側席が確保できない場合は座席を確保しません。
(8)東海旅客鉄道株式会社御殿場線発着(松田駅を除く)の特急券の取扱いはしません。
第14条
電子特急券は、本サービスのシステムのサーバー上に記録された電子情報の内容に限って効力を有します。
2 会員は、ログインして電子特急券の内容を携帯電話に表示させることにより電子特急券を利用しますが、携帯電話の故障や電池切れ等により、電子特急券の内容を表示できないおそれがある場合は、第19条により換券を行うものとします。
第15条
電子特急券は、次の各号のいずれかに該当した場合、効力を失います。
(1)電子特急券を窓口または券売機において換券したとき
(2)電子特急券の画面表示等を改変して使用したとき
(3)その他電子特急券を不正に使用したとき
第16条
本サービスに基づく旅客の運送等の契約は、会員がログインし所定の操作により電子特急券の購入の手続きを行った後、当社が座席番号等の情報を会員に配信した時に成立します。
2 前項による契約成立以降の本サービスにかかわる当社と会員との関係には、別段の定めがない限り、その契約が成立した時の旅客営業規則その他当社の規程が適用されるものとします。