料理は子どもの成長と発達にいい!新しい時代を“生き延びる力”が身に付く食べる「食」だけではなく、「料理」という作る「食」も、子どもたちの学びの場です。撮影/冨田 望 子どもが料理をすることは、単に上手に作れるようになる、お手伝いを覚えさせるというだけでなく、その過程において、実はいろんな成長や発達を促す要素がたくさん含まれています。子どもが自分で「考える・作る・食べる」という体験ができる料理について考えてみましょう。切り方や加熱調理を学ぶのはもちろん、献立の立て方や配膳方法も学ぶ。自分で作ることで、嫌いな食材にチャレンジできるきっかけにも!食を通して「なぜだろう?」「確かめてみよう」「もっと知りたい」という疑問や関心を高め、子どもの考える力や新たな興味を育む。住所:東京都世田谷区成城 6-5-34 成城コルティ4F電話:03-5429-1391営業:10:00~22:00 不定休アクセス:小田急線 「成城学園前駅」下車https://www.abc-cooking.co.jp住所:神奈川県川崎市麻生区栗平2-1-6 小田急マルシェ栗平2F電話:044-455-4551営業:9:00~18:00 定休日:水曜アクセス:小田急線「栗平駅」北口 ※駐車サービスありhttp://www.cafeandspace-ldk.jpCookingScience前号で尾木ママもおすすめしています!102020年の教育改革で、小学校からプログラミング教育が必須化されます。その中で子どもたちに必要とされる能力を習得するのに、家庭での料理が適しているということを教育評論家・尾木直樹先生もおっしゃっています。 プログラミング的思考って一体、どうやって身に付ければいいのでしょうか。例えば、わざわざプログラミングスクールに通わなくても、ぴったりな練習が家庭でできますよ。それは〝料理〟です。カレーライスを作るとして、どんな材料がどのくらい必要なのか、どういう手順で、どんな調理法で料理するのか。盛り付け、食事、そして最後のお片付けは⋮。これら一つひとつの工程を段取りし、考えて実行していくことがまさに「プログラミング的思考」なんです。生活の中で親子で意識して取り組むことで、子どもたちの能力はグンと伸びるはずですよ。(2019年3月発行「こどもとみらい」より)「プログラミング的思考の習得に料理はとてもいいのよ!」家庭以外で子どもたちが料理を体験できる場所や機会をご紹介。家族だけでなく、ほかの子どもたちと一緒に学んだり、両親とは別の大人から教えてもらうことで、また違った刺激を受けることも!子どもが料理を体験できるスポットはここ!みんなが集まれる場所にとオープンしたコミュニティスペース。キッチン付きのレンタルスペースでは、食材を持ち込んでみんなで料理をすることも可能。家のリビングのような雰囲気で、パーティーや謝恩会などをするにもぴったりです。併設のカフェでは、パティシエが作るおいしいスイーツを提供。子どもたちが作る料理とともに楽しめます!満4歳~小学3年生までの子どもを対象とした「食」のスクール。調理体験から食材の特徴や食事マナー、理想的な献立など食の基本を学ぶ。クッキングメニューとサイエンスメニューのレッスンがあり、食べることにきちんと向き合う姿勢や考える力を身に付けていく。前号で尾木ママもおすすめしています!子どもが料理を体験できるスポットはここ!教育評論家尾木直樹先生 家族や友達と楽しめる◆CAFÉ & SPACE L.D.K. 子ども向け「食」スクール◆abckids+
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