月額制の貸菜園では、手ぶらで気軽に立ち寄り、親子で野菜作りを楽しむことが可能。野菜を育てる作業を通して、子どもたちの食に対する興味を引き出してくれます。また、貸菜園の契約者以外のかたでも参加できるイベントや講座も開催。野菜作りのほか、お花などを用いた作品の製作など、さまざまなことを体験できます。住所: 東京都世田谷区成城5-1-1電話: 03-3482-0831営業:【貸菜園】9:00~18:00 ※季節によって異なる場合あり 定休日:第1月曜(祝祭日の場合は通常通り営業)、年始 【カルチャースクール、フラワーショップ】10:00~19:00 定休日:年始アクセス:小田急線「成城学園前駅」下車 西口正面http://www.agris-seijo.jp7「親のちょっとした心掛けが食育につながる」自然体験は子どもたちを大きく成長させる野菜作りをはじめ親子で食育ができる施設「アグリス成城」自然や環境をテーマに小田急電鉄が「親子体験イベント」を実施子どもたちが参加できる農業体験実際に農業を体験することは、食べ物に対する知識や感謝の気持ちを育てるのはもちろん、自然に触れることで五感の刺激にもなります。そんな体験ができる、小田急沿線の施設やイベントをご紹介します。毎年、小学生とその保護者を対象に、沿線に広がる身近な自然や環境と触れ合う「親子体験イベント」を開催。里山の観察会や環境教室、田植えや稲刈りといった農業体験など、普段はなかなかできない貴重な時間を過ごせます。親子で食育ができる施設「アグリス成城」小田急電鉄が「親子体験イベント」を実施小田急電鉄 親子体験イベント https://www.odakyu.jp/oyako/event/nature/忙しくて料理する時間がない、食育って何をすればいいの、という声も聞かれます。何も理想の食事を作ることだけが正解ではありません。掛ける言葉一つ、接し方一つで子どもたちの反応は大きく変わり、成長につながります。小さな頃から自然に触れて体験することは、生きるための五感を育て、心と体の発達によい影響を与えるといわれています。時には牧場やハイキングに出かけるなど、木々や草の香り、土の手触りなどを一緒に感じることで子どもの感性を刺激してあげましょう。最近は農業体験なども各地で行われているので、親子で参加するのもいいですね。バランスのいい朝ごはんは大切ですが、頑張りすぎることはありません。栄養バランスに優れた「シリアル」でもいいんです。例えば、そこに何かプラスすることでさらに栄養価は上がります。そのプラスするものを子どもたちに選ばせてもいいですね。ヨーグルトやバナナ、チョコレート、フルーツ、きな粉、なんでもいいです。子どもたちは自分が食べられる量を知ることができ、自発的に食べる習慣もつき、無理なくバランスよく完食することができるようになるのです。子どもの頃からいろんな味を経験することは、味覚だけでなく、脳の発達(集中力や記憶力)にも影響してきます。例えば、素材の異なるハチミツをいくつか買ってきて味見をする、いろんな塩を買ってきて味見をする。出費はありますが、子どもの成長の教材になると思って試してみてください。「保育園や学校では食べているのに、なんで家では食べないの!?」と言ってしまう親御さんもいるのではないでしょうか。子どもたちは家では食べないものを、保育園や学校では頑張って食べているのです。先生に認められたい、友達と同じようにしないと、という気持ちから社会性が伸びている表れでもあるのです。その頑張りを認めてあげましょう。「家で食べられないのに、学校では食べられたんだね!」の声掛けが、子どものやる気や自信を育てるのです。「子どもと親が自然を一緒に体験し共有することが食育につながります」「子どもたちが選ぶ朝ごはんもいいですよ」「味覚の発達 を促すため食べ比べ をやってみましょう」給食を食べたら子どもを褒めてあげてください宮島先生のワンポイントアドバイス
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