小田急沿線で、こだわりの発酵食品を扱っている店舗をピックアップ。お出掛けの際に、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょう。おいしい発酵食品はココで買える!おいしい発酵食品はココで買える!日本人と発酵食の付き合いは2000年にも! 日本人という民族が食べてきた和食の原点は「一汁一菜」なんです。これはどういう意味かというと、「一汁」とは「ご飯」と「みそ汁」、「一菜」というのは一つのおかず。そしてこのおかずというのは昔から決まっていて「香の物」、つまりお漬物です。和食が成立するための「一汁一菜」には、発酵食品が2つも入っているのです。それはみそと漬物。つまり、日本人は発酵食とは切っても切れない民族であり、2000年近く前から付き合っているんですね。小泉先生からの豆知識92019年4月にオープンした、街と人をつなぐ地域コミュニティを目的とした複合施設。その1階に東京農業大学のアンテナショップ「農大ショップ」があり、卒業生の酒蔵で造られた日本酒やみそ、食品が販売されている。創業160余年の歴史ある味噌蔵。厳選された大豆と箱根山系の地下水を使い、80年以上使用している木桶で昔から変わらない製法で作られた伝統的な味噌「いいちみそ」は、コクと深みのある味わい。なかでも、16カ月以上熟成された「長期熟成」は人気の逸品。ほかにも、白みそ、赤みそ、糀つぶなど、全8種類から選べます。本館地下2階の生鮮食品・グロサリー売場「九州屋」には、全国から厳選されたおみそが常時約30種類並びます。一番人気は無添加にこだわった越後のおみそ「匠の味」。また、最近は減塩みそを好むお客さまも多いそう。ほかに、そのまま飲める甘酒もあり。住所:東京都世田谷区代田3-58-7営業:1F「農大ショップ」10:00~18:00 定休日:日曜 1F「CAFE HELLO」10:00~23:00 定休日:水曜 2F「東京農業大学オープンカレッジ」 10:00~20:00アクセス:小田急線「世田谷代田駅」徒歩2分住所:神奈川県小田原市扇町5-15-6フリーダイヤル:0120-34-7190営業:9:00~17:00 定休日:日曜・祝日アクセス:小田急線「足柄駅」下車、徒歩10分https://iichimiso.com住所:東京都新宿区西新宿1-1-3電話:03-3342-1111(大代表)営業:10:00~20:30(日曜・祝日は20:00まで)※期間・フロアにより営業時間は異なります 定休日:年始アクセス:小田急線「新宿駅」直結http://www.odakyu-dept.co.jp世田谷代田キャンパス加藤兵太郎商店小田急百貨店新宿店作り方 まずは豆腐のみそ汁を作ります。納豆はまな板の上でたたいて細かくします。今ならひき割り納豆が売られているので、それでも構いません。油揚げは表面をさっとフライパンで炙ったり、トースターで軽く焼いた後に千切りに。作っておいた豆腐のみそ汁に、これらの納豆と油揚げをぶっかける! これで完成です。作り方 乾燥納豆(干し納豆)※をすり鉢などですって粉末にします。煮干しは頭や黒いワタ部分も取って、ハサミである程度細かく切った後にすり鉢などですって粉末にします。それらを合わせ、少しの塩で味付けすると、納豆&煮干しでできた、絶品のふりかけになるんです。 この料理は江戸時代から食べられていたもので、とても素晴らしいスタミナ食です。豆腐は大豆からできていますよね、みそも大豆、納豆も大豆、油揚げも大豆。畑の肉といわれるほどタンパク質が多い大豆がこんなに入って、いわば“肉汁”ですよ! 広島大学の先生に、このみそ汁を朝晩食べたらどれだけ有効スタミナタンパクが摂取できるか実験を依頼しました。すると2日後には連絡がきて「すごいです! 現代の日本人が平均して肉から摂取するより、このおみそ汁から摂取できる有効タンパクの方がはるかに高いです!」という結果が出たくらいです。これほど健康にいいものはないですよ。朝食と夕食など、1日2回食べるとより力が出ます! ふりかけにしてしまえば保存が効いて長持ちします。昔から日本人が食べてきたエネルギー源のご飯(お米)にかければ、素晴らしい健康食が一品出来上がりますね。※市販でも購入でき、電子レンジでも簡単に作れます発酵仮面・小泉先生が伝授!発酵食文化や食についての著作を数多く執筆されている小泉先生に、料理が苦手な方や共働きで忙しい家庭でも簡単に作れる、おいしくて体にいい発酵食レシピを教えていただきました!江戸時代から伝わるスタミナ食ご飯にかけるだけ!子どもが強い体になるおすすめ発酵食レシピ
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