親子、友達同士でお互いに足を伸ばし、うつ伏せで寝っ転がります。ここからじゃんけんをします。小学生はもう少しポーズを追加。できるだけ足を開いて腰を落とし、四股のポーズで足腰の鍛錬と股関節の柔軟性を鍛えます。さらに、片足立ちを維持するポーズもバランスをとるのが難しいですが、楽しいですよ!最後は立ち上がってじゃんけん。これで勝った方がこのゲームの勝ちです! 途中、じゃんけんに負けたらひとつ前のポーズに戻るというルールもありですね。次は四つんばいのポーズ。おなかを落とさず背筋をピーンと伸ばすことで体幹が鍛えられ、バランス感覚の運動にもなりますよ!小学生になれば、腕立て伏せの状態で体を支えて。四つんばいよりも負荷がかかり、このポーズでじゃんけんをするので、バランス感覚がさらに鍛えられます。小学校高学年 編 こんなアレンジにも挑戦!幼児~小学校低学年 編撮影/GIRAFFE ヘア&メイク/上野由可里(Smart Style)みんなでこの姿勢からSTART 腕を立てて体反らし四つんばいで体を支える腕だけで体を支える立ち上がってじゃんけん片足でバランスをとるお相撲さんの四股のポーズ 足を抱えてまるまる 両足を床につけて丸まった状態に。しゃがむことができない子どもが多くなっているので、これで柔軟性を養いましょう!筋トレというとつらいイメージがありますが、ゲーム感覚で行う運動遊びなら、体幹やバランスなど感覚的なトレーニングを楽しくできます。また、考えながら行うことで頭も使っているのもポイント! 子どもに「次はどんな動物になる?」などと問いかけて、考えさせてあげるのもいいですね。両足を床につけて丸まれない人は、少し足を開いたり、両手で足を抱えてもOK!歩きながら、またはその場で足踏みをします。相手の人は、自分のペースで「トカゲ!」「トリ!」など、いろんな動物の名前を言います。言われた人は、瞬時にその動物の動きを模倣する体操です。瞬発力や体幹、柔軟性、平衡感覚など、あらゆる感覚のトレーニングに! 言われた動物をどう体で表現するか考えるので、頭と体の両方が鍛えられます。じゃんけんに勝った方は体を起こし、腕で体全体を支えるポーズ。じゃんけんをするときは片手になり負荷がかかり、体を反らせることで柔軟性も養えます。小学校低学年向け幼児向け小学校低学年向け最後は立ち上がってじゃんけん。これで勝った方がこのゲームの勝ちです! 途中、じゃんけんに負けたらひとつ前のポーズに戻るというルールもありですね。じゃんけんで勝った方が次の体勢に進めるよ10子どもを楽しく運動に導いてくれるプロ・体操のよしお兄さんでおなじみの小林よしひささんに、年齢別で異なる運動のポイントを交えながら、楽しく簡単にできる体操を教えてもらいました。ぜひ遊び感覚で親子や友達とやってみてください!よしお兄さん直伝!体力UPにつながる簡単体操親子で! 友達と! Pro leこばやしよしひさ:1981年生まれ。日本体育大学卒業後、05~19年3月まで、NHK『おかあさんといっしょ』において体操のお兄さんを歴代最長の14年間務める。現在はタレント、体操インストラクターとして活躍。中学校・高等学校教諭一種免許(保健体育)、幼児インストラクター、食育アドバイザー取得。公式YouTube『よしお兄さんとあそぼう!』も公開中。トカゲのポーズトリのポーズできない人はこんな方法も!クマのポーズ幼児向け立ち上がって立ち上がってじゃんけんじゃんけん幼児向けじゃんけんをしながら楽しく体操しよう
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