このページでは、社会人採用で入社後、活躍している社員をご紹介いたします。
学生の頃から、社会貢献度の高い企業で働きたいという想いを抱いていました。大学卒業後、医療・介護関連の会社に6年勤務し、社会的に必要とされているという実感を持ちながら働いていましたが、仕事に取り組むにつれて、より広く深く地域に貢献することのできる仕事が他にあるのではないかと考えるようになりました。そうした折に、小田急電鉄の社会人募集を知り、これだと思いすぐに応募しました。これまでの仕事で高齢者の方々と向き合ってきた経験などを活かしつつも、未経験の仕事に新たに取り組むチャンスがある総合職に魅力を感じ、入社しました。
入社後、新入社員研修および町田駅勤務を経て、現在、CSR・広報部のリスクマネジメント担当として、内部統制システム整備・リスクマネジメント相談・情報セキュリティなどを担当しています。前職でこうした業務の実務経験が無かったので当初は不安でしたが、OJTを中心に教育をしっかり受けたので、スムーズに業務に取り組むことができました。
六法全書と年中にらめっこしているようなイメージがするかもしれませんが、実際にはリスクマネジメントシステムの企画立案や関係部署との調整など、その業務は多岐に渡ります。
例えば現在担当している内部統制システムの整備は、企画立案した計画が小田急電鉄のみならず、100社を超える小田急グループ各社の整備計画に結びつくというスケールの大きな仕事です。当然その責任の重さを強く実感しながら担当業務に取り組んでいますが、うまく担当業務を進めることができた時の喜びは格別なものがあります。
小田急電鉄・小田急グループでは、どの職種で働いても社会や人の役に立っているということを肌に感じて仕事をすることができると思います。仕事を通じて社会に貢献したいという思いを持っている方にとっては、小田急電鉄・小田急グループは最適なフィールドだと思います。私自身もこれまでの経験に甘んじることなく、総合職としてこれから様々な業務経験を積みながら自己研鑽に努め、将来的には小田急電鉄や小田急グループ会社のマネジメントに携わりたいと思っています。これまでの社会人経験を活かし、歴史ある会社で新しい取り組みに一緒に挑んでくれる仲間が加わってくれることを、私も心から楽しみにしています。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
藤田 寛 Hiroshi Fujita 経営企画部 2006年入社/商学部卒 前職:不動産会社 |
杉山 雄介 Yusuke Sugiyama 開発推進担当 2007年入社/経済学部卒 前職:都市銀行 |
前田 英昭 Hideaki Maeda カード戦略部 2007年入社/商学部卒 前職:食品メーカー |
大内 大輔 Daisuke Ouchi 旅客営業部 2007年入社/経済学部卒 前職:住宅関連機器メーカー |
「買い物の帰り、踏切のそばで1時間は電車を見ないと帰らせてもらえなかったのよ。」母親からこんな昔話を聞かされたことがあります。子供の頃の私は、相当鉄道が好きだったようです。当時の私にとって電車の運転士は、ヒーローだったに違いありません。その後自動車好きへと変わり、人と接するのが好きな性格ということもあって、大学卒業後は自動車販売会社に就職し営業の仕事をしていました。カーライフというお客さまの生活に関わっていけることが楽しいと感じながら仕事に没頭していましたが、3年ほど経ち「もっとたくさんの人々の生活に関わり、役に立てる仕事をしたい」という自分の心境の変化に気づきました。そんな折に、友人との箱根温泉旅行を計画する際に当社のホームページで乗務員候補の社会人採用を知り、子供の頃の気持ちが込み上げてきました。「これだ!」と思い応募し、入社することとなりました。
入社後、新入社員研修・小田原駅勤務・海老名車掌区で車掌経験の後、約1年間運転士見習としての訓練を受け、動力車操縦者運転免許を取得しました。現在は海老名電車区所属の運転士として、小田急線全線および箱根登山線の一部列車を担当しています。駅務スタッフ→車掌見習→車掌→運転士見習→運転士というプロセスを経てきましたが、それぞれの段階で必要な知識や技能の試験があり、既に社会人となっていた自分としてはそのための勉強や訓練で大変だった面もありました。見習中は同期と励まし合いながら一緒に勉強し、目標である運転士になれたことを誇りに思っています。今の仕事でやりがいを感じる瞬間は、朝のラッシュ時の運転を無事に終えた時です。朝の上りの急行(10両編成)には、約3000名ものお客さまがご乗車されています。その列車を新宿に無事到着させ、改札口へ向かわれるお客さまの姿を拝見すると、仕事を完遂した達成感を得ることができます。電車をご利用いただくのは短い時間かもしれませんが、お客さまの貴重な時間をお預かりし、目的地への安全・快適・確実な移動を支えているということを思うと、運転という仕事の責任の重さを感じます。
私自身の今後の目標は、特急ロマンスカーの運転士になることです。仕事の幅を広げること、それは自分自身がお客さまに提供できるサービスが増えるということで、自分の誇りや自信にもつながるものと思っています。常に目的意識を持って仕事に取り組み、日々切磋琢磨して知識・技術の向上に努めることが大切だと思っています。小田急線には日本有数の観光地である「箱根」「江の島」があり、通勤・通学でご利用いただくお客さまだけでなく、観光やご旅行でご利用いただくお客さまがたくさんいらっしゃいます。さまざまな目的でご利用いただくお客さまから感謝のお言葉をいただくことが、仕事の大きな励みになります。お客さまに「ありがとう!」と言っていただけることや、「運転士さん、またね!」と小さなお子さまに笑顔で手をふっていただくことに、一緒にやりがいが感じられる仲間が増えることを楽しみにしています。
幼い頃から鉄道に興味があり、高校卒業後、輸送用機械製造メーカーで車両の艤装(ぎそう)※ 作業に従事してきました。でも、いつかは鉄道係員として仕事をしたいという夢を抱き続けていました。そんな夢を叶えたいと思い始めた時に、当社のホームぺージで車両整備スタッフの社会人採用を募集している事を知り、今までに得てきた経験や知識、技能、取得した資格を活かせるのは「これしかない!」と思い、応募しました。
※船舶・自動車・鉄道車両等で、原動機や室内外の各種装備などを車体、船体に取り付ける工程。
入社後、新入社員研修を経て、大野工場に配属となり、工場内の各職場で2ヶ月間のローテーション教育を受けた後、現在、電装班で運転室や客室、車体の床下部分の検修業務を担当しています。不具合箇所や劣化の進んだ所を逃さず発見し、それを確実に整備した時にやりがいを感じます。工場での仕事は直接お客さまと接する仕事ではありませんが、整備した車両が毎日たくさんのお客さまを乗せて走っている光景を見るたびに、自分に任された仕事の大きさを感じます。お客さまから求められている安全、便利、快適な電車の運行は、日々の確実な整備をすることによって支えることができるので、それを実感した時にもやりがいを感じます。
当社は一日、約195万人ものお客さまにご利用いただいている歴史と伝統のある鉄道会社です。公共交通機関の担い手であることから、仕事の上では責任や重圧を感じることもありますが、その分、達成感ややりがいがあります。大野工場のみならず車両検修に係わる全員が安全輸送の重要性を認識し、日々作業に取り組んでいます。これまでの経験や知識を活かして「日本一の車両整備士集団」を目指す、私たちの仲間が増えることを楽しみにしています。
前職は、電気工事会社でビルや工場などの現場施工・施工管理に従事していました。そんな中で、鉄道電気設備の技術の先進性などに個人的興味を持っていました。ちょうどその頃、当社が社会人採用で電気スタッフを募集しているのをポスターで知り、これまでの経験を活かしながら新たな経験と先進技術を習得し、鉄道事業の根幹を支えながら技能・技術をさらに磨きたいと考え、社会人採用に応募することを決意し入社しました。
電気システム管理所には、変電・電力・信号・通信の各設備を検査・補修する検査グループがあります。私は、電力設備検査グループに所属し、電車の走行に必要な電車線路設備、電車の安全運行に欠かせない運転保安設備、お客さまの利便性や快適な時間を提供するエレベーター・エスカレーター・空調設備などの検査・補修及び管理を担当し、電力の安定供給と設備品質維持に日夜励んでいます。365日休むことなく電車が走り続け、様々な目的でご利用されている多くのお客さまが安全・確実・快適に目的地に到着する。そんな普通の毎日を職場のグループが一丸となって支え続けている。その誇りと自信こそがこの仕事のやりがいであり、私の充実感となっています。
当社では、代々木上原~梅ヶ丘間の複々線化工事の進捗やエレベーター・エスカレーターなどのバリアフリー機器の導入に伴い、今後も電気設備の増加が見込まれます。そのような設備増を進める中で、太陽光・風力発電システムの導入などの環境対策にも積極的に取り組んでいます。私自身としては、新たに導入される電気設備や日々進化し続ける電力機器の検査・補修に対応できる知識と技能をしっかりと身につけ、電気のスペシャリストとして、鉄道に求められている安全性や利便性の向上、お客さまの快適性、環境負荷の低減などの取り組みに貢献していきたいと思っています。開業80周年を迎えた小田急電鉄の歴史と新時代へ向けた新たな取り組みに動き続ける職場環境の中で、みなさんの社会人経験を活かして、一緒にチャレンジできる日を楽しみにしています。
入社動機を一言で言うと「愛着」です。生まれも育ちも小田急線沿線で、学生時代はマルシェに出店しているテナントでアルバイトをしていたこともあり、沿線にお住まいの方々にとって小田急電鉄の商業施設がどれほど生活に密着しているかを肌で感じてきました。これまで他社で経験してきた小売・サービス業の店舗経験とコンサルティング業務経験を活かし、さらに視野を広げて店舗の集合体の運営管理に携わることができる商業施設プロデューススタッフの仕事に強い魅力を感じ、入社しました。
現在、沿線事業部の小田急ステーションビジネスセンターに勤務し、駅構内の売店や飲食店、駅近くの賃貸物件(小田急マルシェ・アコルデ)や高架下を活用した店舗などのテナントの管理を行っています。具体的にはテナントなどの各店をまわっての営業指導、施設の建物・設備管理などを行うテナントマネジメント業務、新たなテナントを誘致、出店を行うリーシング業務、テナントの売上集計や賃貸料などの請求を行う経理業務などが主な業務となります。
この仕事は、自分が携わった施設の価値をお客さまに認めていただいた時にやりがいを感じることができ、施設全体の売上が向上した時、新規店舗の売上が当初の目標を上回った時は、嬉しさと同時にあらためて気が引き締まります。
商業施設プロデューススタッフとしての施設の価値を向上させる能力をさらに磨き、「藤山に任せれば施設が元気になる。」と言われるような人材になりたいと思っています。私たちの仕事には、施設の状況を把握するための観察力・洞察力と、情報収集能力が求められます。テナントや実際ご利用されているお客さまとのコミュニケーションを大切に考える人に、商業施設プロデューススタッフとして仲間に加わってほしいと思っています。