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インバウンドプロジェクト

成長戦略の切り札として、
外国人旅行者の獲得に努める

雄大な自然を楽しみながら温泉につかりたい。近代的な街並でショッピングや食事を楽しみたい。日本情緒あふれる文化遺産に親しみたい――さまざまな目的を抱いて、日本を訪れる外国人旅行者が急増しています。

少子高齢化による内需縮小が懸念されるなかで、こうしたインバウンド(訪日外国人旅行)市場の高まりが注目されています。日本政府は、2003年から国土交通省を中心とした「ビジット・ジャパン事業」を官民一体となって進めており、2008年には「観光立国」の実現に向けて観光庁を新設、2010年には「観光立国」を経済成長戦略の柱の一つに掲げるなど、いまや訪日外国人旅行者の誘致が、日本経済全体の重要なテーマとなっています。

訪日外国人旅行者の観光目的を分析すると、当社グループが集客エリアとして定めている「新宿」「箱根」「江の島・鎌倉」において、その目的の大半を網羅していることが分かります。そこで、当社では上記3エリアの魅力をさらに高めるとともに、より積極的な広報活動を展開するため、2016年9月、タイ・バンコクに駐在員事務所を開設しました。現地での情報発信や、現地および近隣国での情報収集に努め、近年増加する同国からのさらなる訪日旅行者の獲得に努めています。

訪日外国人旅行者数の推移(単位:万人)

訪日外国人旅行者の観光目的と小田急沿線の資源

グループ一丸となった取り組みに向けて
「インバウンド協議会」を設立

小田急グループのインバウンド強化の歴史は、小田急線新宿駅に「外国人旅行センター」を開設した1999年に端を発します。外国人旅行者専門の案内窓口として、多国語に対応できるスタッフを揃えた同センターは、2004年に日本政府観光局(JNTO)の「ビジット・ジャパン案内所」に認定されました。

また、2007年には小田急トラベルが外国語サイトを開設し、箱根エリアを中心とした企画旅行のオンライン販売を開始。同年には、中国人観光客の利便性を高めるため、同国で普及している「銀聯カード」による決済サービスを新宿エリアの主要な商業施設に導入しました。2010年には小田急百貨店新宿店に「外国人顧客サービスカウンター」を設置するなど、グループ各社が、それぞれの事業特性を踏まえた施策を実施しています。

さらに、2009年からは「インバウンド協議会」のもと、旅行、運輸、ホテル、小売など、各事業で培ってきたノウハウを結集し、一貫した取り組みによって相乗効果を高めています。現在、各エリア・事業を代表する13社が参加し、沿線の魅力を高めるさまざまな施策を実施するとともに、国内外で積極的な広報活動を展開しています。

外国人旅行センター
台湾旅行博へ出展

インバウンド協議会参加企業

外国人観光客が小田急沿線で過ごす日々を、
よりゆたかなものに

現在、小田急グループでは、駅名看板やパンフレットなどの複数言語表示、外国人旅行者が多い時期にあわせたキャンペーンの実施といった「おもてなしの追求」、外国人向けの旅行企画など「商品力の強化」、インターネットや海外旅行博への出展を通じた「情報発信による認知度向上」などの側面から、インバウンド戦略を推進しています。

たとえば箱根エリアでは、新型海賊船の就航や、箱根ロープウェイ大涌谷駅の駅舎改築、箱根登山電車の新型車両の導入、日帰り温泉施設の新設など、「わかりやすい箱根、まわりやすい箱根」の実現に向けた施策を実施しています。これらによって、さらに高まる箱根の魅力を楽しんでいただくため、2016年3月~4月に外国人旅行者に人気の桜をテーマとした「小田急で箱根に行こう!SAKURAキャンペーン」を実施。外国からのお客さまに桜柄の箸をプレゼントするとともに、箱根エリア内のお勧め桜スポットや開花時期などを掲載したパンフレットを配布しました。

今後も、各エリアで、ハードとソフト、そして広報活動が一体となった活動を実施するとともに、国ごとの訪日旅行者の特性や嗜好を分析し、小田急沿線での旅のひとときをよりゆたかなものにしていただけるサービスを追求していきます。

新型海賊船「ロワイヤルⅡ」
箱根登山電車 新型車両「アレグラ号」
「SAKURAキャンペーン」でプレゼントした桜柄の箸

訪日外国人旅行者の誘致

Human at Work このプロジェクトに関わっている社員たち

グループのノウハウを結集し、
インバウンド戦略を推進。

経営企画部 新井 優太(2004年度入社 総合職事務系)

新井 優太

私が所属する経営企画部は、小田急グループ全体の今後の指針づくりを担う“舵取り役”。今後の当社グループのあるべき姿を検討し、それぞれの事業を展開するグループ各社に浸透させるとともに、各社・各事業の連携による“総合力”を高めるのが私たちの仕事です。
その一貫として、私は現在、インバウンド戦略の立案・推進を担っています。3年間にわたる観光庁への派遣で得た知見や人脈を活かしながら、グループ各社が培ってきたインバウンド誘致のノウハウを結集し、イベントやキャンペーンの実施、プロモーション等の各種施策の立案・実施に携わっています。自ら企画に携わったキャンペーンに多くの外国人のお客さまが参加されている姿を見たときには、大きな達成感を味わいました。今後とも外国人のお客さまにご満足いただけるよう各種施策を推進していきたいと思っています。

この人の仕事を知る

小田急と社会をつなぐ“架け橋”として、
より良い情報発信を追求していく。

CSR・広報部 報道・インバウント担当
斉藤 庸介
(2008年度入社 総合職事務系)

斉藤 庸介

私は「CSR活動」と「広報活動」という二つの役割を担う部署に所属し、後者のなかでも主に報道業務とインバウンド業務を担当しています。最近では、台湾で開催された国際旅行博に出展し、多くの関係者と議論を重ねながら、出展ブースのデザイン決定や、配布パンフレットの準備、イベントの企画などに携わりました。苦労の甲斐あって、来場した多くの方々から好評をいただき、「日本に行く時にはロマンスカーを利用して箱根を旅行する」と言ってもらえた時には、大きな喜びを感じました。今後もさまざまな努力を積み重ねることで、「小田急グループ」と「社会」の接点となり、両者のより良い関係づくりに貢献していきたいと思っています。

この人の仕事を知る

周辺事業者との信頼関係を積み重ね、
“オール箱根”での魅力づくりを。

小田急箱根ホールディングス株式会社 (出向)
宇田川 章倫
(1997年度入社 総合職事務系)

宇田川 章倫

当社は箱根エリアにおける小田急グループ10社のまとめ役として、「わかりやすい箱根、まわりやすい箱根」を追求しています。私は箱根エリアのさらなる活性化に向けた企画の立案・推進から、新規旅行商品の開発、広告宣伝、インターネットを活用した情報提供など、幅広い業務に携わっています。
国際観光地である箱根には、温泉、自然、アート、乗り物など、多くの魅力があります。その魅力をさらに高め、より多くの方々に知っていただくことは、決して一人ではできません。小田急グループの観光資源だけでなく、箱根山内の事業者とも連携して“オール箱根”で取り組めるよう、時間惜しまず、自ら足を運び、目で見て、人と会話して、信頼関係を積み重ねることが大事だと思っています。

※部署名および各社員の所属は取材当時のものです。

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