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⑶ 内方線付き点状ブロックの整備従来の点状の突起に加え、ホーム内側部分に線状の突起を設けることで、目の不自由なお客さまに対してホームの内側が分かるようにした内方線付き点状ブロックについて、全70駅への整備が完了しました。⑵ ホーム固定柵の設置2018年3月3日、新たな複々線の施設の使用開始に伴い、東北沢、下北沢(地下1階ホーム)、世田谷代田の3駅に固定柵を、登戸駅1・2番ホームの列車が止まらない場所には、ホーム端部固定柵を設置しました。また、国土交通省の整備方針に基づき、新宿、小田原、藤沢、片瀬江ノ島、唐木田の5駅に、線路終端部側の列車の止まらない箇所へホーム頭端部固定柵を設置しました。ホーム固定柵ホーム頭端部固定柵⑷ CP(Color Psychology)ラインの導入お客さまにホーム端であることを視覚・心理的に注意喚起し、線路転落や列車への接触防止を図るため、一部の駅にCPラインを導入しています。⑺ ホーム下ステップ、待避スペースの設置お客さまが線路に転落した場合に備えて、速やかにホームに戻るためのステップを全駅に設置しています。また、一時的に避難することができる待避スペースをホーム下に設けています。⑹ ホーム注意喚起システムの設置お客さまと列車との接触事故防止などを図るため、点状ブロックより線路側にいらっしゃるお客さまをセンサーで検知し、注意喚起放送を行うシステムを一部の駅ホームに設置しています。このシステムは、列車がホームへ進入および発車するとき、または列車が停車していないときなどに注意喚起放送を行い、お客さまの安全確保を促すものです。⑸ 転落防止ゴムの設置代々木八幡駅と渋沢駅のホームの一部に、列車とのすき間を狭くするため、くし形の転落防止ゴムを設置しています。このゴムにより、ホームと列車のすき間が少なくなり、お客さまが転落しにくくなります。19

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