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⑶ 車内非常ボタン、 対話式非常通報装置の設置車内で異常が発生したことを乗務員に知らせることができる、車内非常ボタンを設置しています。このボタンは通常、各車両の連結部付近や車いすスペース付近にあります。一部の車両では、対話式非常通報装置を設置しており、乗務員と直接通話することができます。⑷ ドアの安全対策通勤車両は、閉扉時に物などが挟まり16mm以上の隙間が生じた場合、列車の運行ができないシステムになっていましたが、2007年度にこの設定を11mm以上に狭めました※。また、閉扉時に一時的に扉の圧力を弱める機能を順次採用し、扉に挟まれた際の事故防止を図っています。また、ドアが開く際に戸袋に手や荷物などが引き込まれることを防止するため、扉に黄色の注意表示を掲出しています。※通勤車両4000形を除く⑸ AEDの導入お客さまの体調の急変に備え、全てのロマンスカーにAED(自動体外式除細動器)を導入しています。⑺ 緊急ブレーキ装置の設置運転士が1分以上、加速やブレーキなどの操作を行わない場合には非常ブレーキがかかるEB装置(運転士異常時列車停止装置)を導入しています。⑹ 非常用はしごの設置災害などの理由により、駅と駅の間に長時間にわたり停車する場合を想定し、お客さまを車外にご案内するための非常用はしごを全ての列車に搭載しています。22
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