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グループ各社や外部機関と連携した啓発活動を行っています。⑴ 踏切事故防止のための啓発活動踏切での事故を未然に防止するため、所轄警察署、自治体、グループ会社と連携し、2017年度は列車支障が多い2カ所の踏切(新宿1号、玉川学園前7号)において、歩行者およびドライバーに対する啓発活動を行いました。また、小田急グループ各社のバスやタクシーに啓発ステッカーを貼り付け、踏切事故防止の働きかけを行っています。⑵ 鉄道人身事故防止のための活動鉄道人身事故などを防止するため、自治体が実施する「街頭キャンペーン」に協力しました。2017年9月には神奈川県、2018年3月には厚木市が開催した「自殺防止キャンペーン」に参加し、駅を利用されるお客さまに事故防止の協力を呼びかけました。⑷ 上級救命講習の実施急病のお客さま、けがをされたお客さまへの初期対応に必要な知識・技能を学ぶことを目的として、上級救命講習を実施しています。これは消防署の協力を受け、人工呼吸や心臓マッサージ、AEDの使用法などについて講義を受け、実技を行うもので、この講習を受講した係員を配置しています。⑸ AEDの設置当社では、全駅にAED(自動体外式除細動器)を設置しています。⑹ 旅客流動の改善2018年3月に、登戸駅北口改札(降車専用)を設置し、JR南武線への乗り換えの利便性を向上しました。これによりお客さまの流れを分散し、ホームや階段の混雑を緩和することで、安全性の向上を図りました。⑺ 安全・安心パトロールの実施ホームにおける電車への飛び込み防止対策の一環として、「安全コミュニケーションシステム」により事故の発生傾向を分析し、重点的にパトロールを行っています。34

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