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より正確かつ分かりやすい情報提供に取り組んでいます。⑴ 駅や車内、ホームページなどでの情報提供代々木八幡駅を除く全駅で「行先案内表示装置」の設置が完了しています。その他、31駅の改札付近に設置された「異常時運行情報ディスプレイ」により、最新状況や他社線への振替輸送経路などをご案内しています。「異常時運行情報ディスプレイ」がない駅に関しても、ホーム上の「行先案内表示装置」に列車の接近状況や遅延のお知らせを表示できるよう改修を進めています。また、一部の通勤車両・特急車両においては、車内ドア上部分にLEDやLCDを採用した表示器を設置しており、列車運行に支障が生じた際に遅延情報や他社線への振替輸送などをご案内しています。列車運行に10分以上の遅れが発生または見込まれる場合には、ホームページおよびTwitterで運行状況を配信し、ホームページでは復旧見込みや他社線への振替輸送等についてもご案内しているほか、5分以上の遅れが生じた場合は遅延証明書を発行しています。また、2017年6月には公式アプリ「小田急アプリ」をリリースし、列車のリアルタイム運行状況や駅構内の混雑状況、遅延証明書の確認や震災時帰宅支援マップなどの情報をご覧いただけます。⑵ 異常時における情報提供輸送障害などによる列車運休やダイヤ乱れが発生している際、お客さまが求めている情報を適切に提供するため、「異常時情報提供ガイドライン」を定めています。駅では「異常時運行情報ディスプレイ」を用いて事故情報や運転状況、振替輸送経路を表示しています。また、運輸司令所や主要駅から隣接駅に一斉または個別にアナウンスが可能な遠隔放送装置を導入し、リアルタイムな情報提供に取り組んでいます。事故などの異常時に車掌や駅係員は、列車の走行位置をリアルタイムで確認できるタブレット端末や、運輸司令所からの列車運行情報を音声やメールで確認できる係員情報伝達システム(業務用PHS)を活用し、お客さまへのご案内に努めてい ます。振替輸送実施の際は、経路が容易に確認できるよう、駅構内および列車内の一部に路線図式の経路図を設置しています。⑶ 外国人のお客さまへの情報提供近年増加している外国人のお客さまにも安心してご利用いただけるよう、非常停止ボタンや駅係員呼出インターホンに外国語による表示を行っています。異常時には、ホームページ、「異常時運行情報 ディスプレイ」や、車内のLED/LCD表示器などを通じ外国語で情報提供を行っているほか、英語版路線図式経路図や英語版振替輸送マップを活用し、適切なご案内に取り組んでいます。路線図式経路図行先案内表示装置異常時運行情報ディスプレイ小田急アプリ車内LCD表示器公式Twitter安定輸送を実現する取り組みの推進435

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