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安全重点施策【2015~2017年度】1. 強靭かつ柔軟な「現場力」の構築「現場力」は鉄道運行を支える要であり、「日本一安全な鉄道」を実現するには、この力をさらに高めることが重要です。異常時において安定した高いパフォーマンスを発揮し、変化する状況にも自ら判断し適切に対応できる、強靭かつ柔軟な「現場力」の構築に取り組みます。2. 「未然防止」に対する取り組みの強化事故の「再発防止」に真摯に取り組むことはもちろんのこと、他社の取り組みや最新のシステム等を「進取の精神」をもって研究し、事故の「未然防止」に積極的に取り組みます。3. 災害に強い設備・体制の構築自然災害の脅威が増すなか、災害に強い設備や体制の充実に取り組むほか、規則・規定類の整備を進めます。4. 安定輸送を実現する取り組みの推進ヒューマンエラーや車両・設備に起因するトラブルを撲滅すべく全職場をあげて取り組むほか、お客さまの理解や協力を得られる施策や活動を強化し、安定輸送の精度を高めます。安全重点施策2017年度は、当社の「安全に関する中期経営計画【2015~2017年度】」の中で定めた「安全努力目標」と「安全重点施策」に基づき、さまざまな取り組みを実施しました。「安全努力目標」は、安全性向上のための全社的な目標として「安全」「安定」「安心」の3つを指標とし、「安全重点施策」は、「現場力の構築」「未然防止の取組み」「災害への対応」「安定輸送の実現」の4つの視点をもって、取り組むべき方向性を定めたものです。07

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