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各種訓練の実施いつ発生するか分からない異常時を想定し、さまざまな訓練を実施しています。訓練後には効果検証や問題点などについて意見交換し、取り扱いの見直しなどの改善を図っています。⑴ 総合防災訓練毎年、「大規模鉄道事故事業継続計画(鉄道事故BCP)」「大規模地震事業継続計画(地震BCP)」に基づき、大規模な鉄道事故や大地震の発生を想定し、初動対応・対応方針の決定・指示伝達について訓練を行い、対応力の向上を図っています。⑶ 警察・消防機関との合同訓練事故が発生した際の、警察・消防機関との連携や軌道内で活動する際の注意点、また、救出作業に必要な鉄道車両の構造などについて、実際の車両を使用し、より実践的な訓練を実施しています。⑵ 異常時総合訓練重大事故が発生した際に迅速に対応できるよう、毎年、異常時総合訓練を実施しています。この訓練は「踏切で列車と自動車が接触し脱線、負傷者が出ている」という想定のもと、事故発生時の初動対応と、ご乗車中のお客さまの降車誘導、駅でのお客さまへの情報提供、技術職場による復旧対応について確認しています。あわせて、警察・消防機関との連携、活動時の二次災害防止について確認しています。10

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