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⑺ 「カタルバ3.11  ~東日本大震災を振り返る~」を開催東日本大震災発生から8年が経過し、震災を経験していない社員も増えてきたことから、来るべき時に備える心構えを持つべく、震災発生当時の当社の対応を振り返り共有する機会を設けました。当日は、さまざまな職場から約100名の社員が参加し、「震災への備え」をテーマに活発な議論を行いました。⑹ 帰宅困難者を想定した備蓄品の配備全70駅に備蓄品(飲料水、レスキューシート、簡易トイレ)を配備するとともに、一時避難や帰宅を支援するマップ(地図)も配布しています。その他、災害時対応の飲料自動販売機を一部の駅に設置しています。自治体と当社との間では、大地震発生時、一時滞在施設の開設状況の連絡や誘導方法などを取り決めています。災害・テロ等に対する体制・設備の強化3テロ等への対応停電への対応 ⑴ 鉄道テロ対応訓練2018年6月に発生した東海道新幹線車内における刃物使用殺傷事件をうけ、警察・消防機関と連携し、初動対応、お客さまの避難誘導など、テロの発生を想定した訓練を実施しました。 ⑵ 重要施設への侵入防止対策車両基地等への侵入防止対策として、出入口の電気鎖錠化やフェンスのかさ上げを行っています。回生電力貯蔵装置の導入電車が減速するときに生み出される回生電力を、変電所に設置した蓄電池に一時的に貯蔵し、電車を走行させるための電力に再利用することで運転時の総電力量を削減することができます。さらに、停電時の電源供給能力も備えており、複々線地下区間(代々木上原駅~梅ヶ丘駅間)において、大規模停電の際、駅間に停車した列車を最寄り駅まで移動させることが可能です。31

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