14安全重点施策に基づいた取り組み7ホーム下ステップ/待避スペースお客さまが万が一線路に転落した場合、速やかにホームに戻れるようにするためのステップを全駅に設置しています。また、一時的に避難することができる待避スペースをホーム下に設けています。8非常停止ボタンの設置緊急に列車を止めるための非常停止ボタンを全駅に設置しています。このボタンを押すと、付近の列車に非常停止の信号が送られ、受信した列車は自動的に停止します。9転落検出マット/列車非常警報装置カーブの外側にあるホームで車両とのすき間が大きい箇所がある8駅に、転落検出マットを設置しています。お客さまが乗り降りされる際、万が一、マットの上に転落したときは、列車非常警報装置が点滅するとともにブザーが鳴動して乗務員に異常を知らせ、列車を出発させません。10転落検知システム画像解析とディープラーニング(深層学習)技術を用いた、ホーム端に留まって触車の恐れのある方や線路へ転落された方を検知することを目的としたシステムです。システム上検知が必要となるため、既設の駅構内カメラの映像の一部を使用しております。異常を検知した際は、駅務室内にアラートとともに映像を表示することで、列車の緊急停止等の安全措置を講じるきっかけを作ります。2019年度は人物と列車を区別する事前学習等を行い、2020年4月1日から、経堂駅と祖師ヶ谷大蔵駅にて運用しています。転落検出マット列車非常警報装置
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