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18安全重点施策に基づいた取り組み6緊急ブレーキ装置万が一、運転士に異常が発生し、1分以上、加速やブレーキなどの運転操作を行わない場合に、非常ブレーキが動作するEB装置(運転士異常時列車停止装置)を導入しています。7防護無線/デジタル列車無線事故などの異常事態が発生した場合に、付近を走行する列車を緊急停止させる「防護無線」を導入しています。また、デジタル列車無線により、運輸司令所と複数の列車が同時に通話できるようになったほか、乗務員室の表示器に文字情報を提供することで、運転に係わる情報伝達をより正確に行えることができます。8運転状況記録装置事故が発生したときなどの調査に活用できるよう、速度やブレーキ操作などの運転状況を記録する装置を設置しています。9異常挙動監視装置走行中に列車の分離や脱線など、重大な異常が発生したことを感知し、自動的に非常ブレーキを動作させる装置で、一部の特急ロマンスカーおよび通勤車両に設置しています。新型車両5000形がデビューしました2020年3月から新型の通勤車両5000形が運行開始しました。「より広く、より快適に」をキーワードに、車内空間の広さ、明るさ、安心感、優しさを追求したデザインとしました。当社通勤車両初となる車内防犯カメラを設置したほか、各車両に1箇所の車椅子スペースを設けるなど、より安心感や優しさのある車内環境としました。10車内防犯カメラお客さまに安心してご利用いただけるよう、車内の様子を確認できる「車内防犯カメラ」を一部の車両に設置しています。防護無線

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