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20安全重点施策に基づいた取り組み3非常ボタン(踏切支障報知装置)非常ボタンを押すと、列車に踏切の異常を知らせる信号が送られ、自動的に列車のブレーキが動作します。非常ボタンは全ての踏切に設置され、一部の踏切では、緊急時に迅速にボタンを押すことができるよう、非常ボタンを増設する取り組みを行っています。4踏切障害物検知装置 (レーザー光線式/3D式)踏切が鳴動しているときに、一定時間連続して障害物を検知すると、列車に踏切の異常を知らせる信号が送られ、自動的に列車のブレーキが動作します。レーザー光線式を130踏切に設置しているほか、3次元画像処理(3D)を用いた検知装置を7踏切に設置しています。5踏切道のカラー舗装化車道と歩道の区分や、踏切の内外を明確に表示し、歩行者の安全確保と自動車が踏切内に取り残されてしまうことを防止するため、69箇所の踏切道においてカラー舗装を実施しています。6遮断かん折損防止器踏切が遮断しているとき、遮断かんを内側からゆっくりと押すと踏切の外に出ることができます。主に、自動車が通行する踏切に導入しています。7踏切の遮断時間短縮に向けた 取り組み一部の踏切では、列車の速度等に応じて、踏切の動作開始タイミングを調整し、安全を確保しつつ踏切の待ち時間を短くする制御を行っています。8踏切集中監視システム電気司令所および電気システム管理所において、全踏切の状態を監視しています。リアルな映像による状況確認できる他、記録や踏切付近の方に直接放送できます。また、事故発生時には、事故現場に出動した係員が携帯する端末で、事故発生時の状況を確認することが可能で、警察への状況報告など早期に事故処理ができるようにしています。レーザ光線式3D式

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