233「安全コミュニケーションシステム」の活用「安全コミュニケーションシステム」は部門横断的な情報の伝達と共有、事故、ヒヤリ・ハット情報等の収集・活用を目的としたコミュニケーションツールです。これにより「通達類」「事故情報」や「ヒヤリ・ハット/気づき・気がかり」情報などの社員の声を、誰でも簡単に閲覧・共有でき、集められた情報から分析もできます。現在、定期的に支障状況(安全・安定輸送の阻害要因など)をまとめ各部門で共有しているほか、安全・安定輸送に関するさまざまな取り組みに有効活用しています。また、「ありがとう」機能を追加し、社員同士がお互いに感謝の気持ちを伝えるツールとしても活用されています。◦安全コミュニケーションシステム(「ヒヤリ・ハット/気づき・気がかり」情報の展開イメージ)2 「未然防止」に対する取り組みの強化乗務員A○○部安全マネジメント委員会統括安全マネジメント委員会安全コミュニケーションシステム設備改修担当(技術職場)抜本的な対策が必要だ。本社の「○○部安全マネジメント委員会」に報告しよう。対策が実施されるまでの間、乗務員に注意喚起を指示しよう。同様の箇所が他にないか、全線での調査を関係職場に指示しよう。対策の検討を××部に要請するとともに、「統括安全マネジメント委員会」に報告しよう。○○の信号機が見えづらくて、間違えそうになった。危ないので「安全コミュニケーションシステム」に入力しよう。他にも、同じように見えづらくて間違えそうになった信号機があった。「安全コミュニケーションシステム」に入力しよう。これは設備改善が必要になりそうだ。工事方法、費用などの検討に着手しよう。提案フィードバック共有共有フィードバック報告集約報告フィードバックフィードバック乗務員B○○部から報告のあった案件について、××部から具体的な工事方法・期間・費用などの検討結果が提案されている。すぐに必要な対策であり、××部案のとおり、対策に着手しよう。○○職場安全マネジメント委員会*
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