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家事代行のプロが教える換気扇掃除!つけおき術や掃除頻度まで

目次

油や煙で知らないうちに汚れてしまう換気扇。汚れがこびりつくと、ちょっとやそっとでは落とせません。
台所だけでなくお風呂やトイレまで、換気扇の汚れ落とし方法と、掃除すべき頻度についてご紹介します。

キッチンの換気扇:理想の掃除頻度は月に1~2回

キッチンの換気扇は、お風呂やトイレよりも汚れやすい部位といえます。
1日に使う時間は少なくても、油がはねたり湯気の成分が付着したりと、少しずつ汚れが蓄積し気がついた時には油でベトベトなんてことも。また、喫煙者がキッチンでタバコを吸う場合は、ヤニ汚れも蓄積します。
換気扇は「大掃除の時に一緒に掃除する」、「気がついた時に掃除をする」など1年に1~2回するのが一般的ですが、常に清潔な状態をキープするためには月に1~2回の掃除が理想といわれています。
とはいえ、忙しい現代人にとってこの頻度で換気扇を掃除するのはほぼ不可能といえるでしょう。実際、換気扇の掃除を不要にするという触れ込みの不織布やフィルターは数多く市販されており、今も昔もニーズが高い商品になっています。

キッチンの換気扇(レンジフード)掃除、難しい時危険な時はプロの家事代行にお任せ

キッチンの換気扇は、レンジフードともいいます。
自分で掃除することも可能ですが、取り外すのにコツがいるパーツがあったり、汚れの度合いがひどかったりすると、プロに頼んだ方がより高い効果が得られることも。まずはトライしてみて、できないと思ったら家事代行やハウスキーピング業者に依頼しましょう。

キッチンの換気扇掃除:用意する道具

キッチンの換気扇掃除は、汚れが手につかないようにゴム手袋をし、床に油汚れが落ちないよう新聞紙を敷いた上でおこないます。
必要な道具は次の通りです。

・ゴミ袋
・重曹
・古い歯ブラシ
・キッチンペーパー
・割り箸
・ラップ

キッチンペーパーやラップは、つけおき洗いで使います。

キッチンの換気扇掃除は1~2時間のつけおきで油汚れを落とす

キッチンの換気扇掃除は、換気扇がプロペラか、シロッコファン(多翼ファン)かによって掃除のしやすさが変わってきます。
プロペラの場合は、比較的取り外しと掃除がしやすく、シロッコファンの場合は取り外すことが難しい機種もあります。どちらの場合も、事故や感電を防止するために必ず掃除前に電源を切っておくようにしてください。
取り外せる場合は、フィルターやファンを取り外し、それらのパーツをすべて1~2時間つけおきします。
プロペラは、重曹を溶いた水にひたしたキッチンペーパーを湿布のように貼ってすみずみまで重曹水が行き渡るようにします。キッチンペーパーの上からラップを巻くと、さらに効果が得られるでしょう。
シロッコファンや立体的なパーツは、重曹水で満たしたゴミ袋に入れてつけおきします。
1~2時間つけおくと汚れが浮いてくるので、古い歯ブラシや割り箸で汚れをかきおとしましょう。よく乾かして換気扇を元のように組み立てれば、完了です。

キッチンの換気扇掃除は時間がかかる!プロに任せて安全・スムーズ・クリーン

キッチンの換気扇掃除は、時間がかかります。

・換気扇の取り外し
・重曹水の準備
・1~2時間のつけおき
・汚れ落とし
・乾拭き
・組み立て

と、慣れていない場合は1日仕事になるでしょう。
また、機種によっては取り外しがスムーズにできない換気扇も少なくありません。徹底的に換気扇をきれいにしたいと思ったら、ハウスキーピング業者か、家事のプロである家事代行に依頼した方が安心といえます。

10分でカンタン!トイレの換気扇はホコリを取ってクリーンに

トイレの換気扇は、天井に取り付けられていることが多く普段は目につかないかもしれません。しかしトイレの換気扇にはホコリがたまりやすく、掃除しないと、吸い込みが悪くなって臭いがこもりやすくなったり、ホコリが下に落ちて汚れてしまったりする恐れがあります。
お手軽に10分でできるお手入れでクリーンに保ちましょう。

トイレの換気扇掃除:用意する道具

トイレの換気扇には、油汚れがありません。そのため、ホコリを取るために次の道具があればOKです。

・古くなった歯ブラシ
・ウェットティッシュ
・中性洗剤(上級編のみ使用)
・掃除機

ホコリが溜まっている場合は新聞紙やマスクを用意して、床が汚れないよう、そしてホコリを吸い込まないよう対策をします。

トイレの換気扇掃除:カバーを外して見えるホコリをさっと拭き取る

換気扇のカバーは、その多くがシンプルな構造です。
ドライバーがなくても手前に引き出すだけで取り外せるようになっているので、カバーと換気扇内部をそれぞれウェットティッシュや歯ブラシできれいに拭き取りましょう。
この時、誤作動や事故を防ぐため、必ず換気扇のスイッチを切るようにしてください。換気扇が完全に止まったのを確認してからカバーを開けます。

トイレの換気扇掃除上級編:プロペラを中性洗剤でつけおきして汚れを落とす

何年もトイレの換気扇を掃除していない場合、またはホコリが予想外に多くて徹底的にきれいにしたい、そんな時には換気扇のファンを取り外しプロペラをつけおき洗いすることもできます。
カバーを外した状態でドライバーを使い、ファンを止めているネジを外すと換気扇のプロペラを外すことができます。
外したプロペラは市販の中性洗剤を吹き付けたり、ぬるま湯に洗剤を溶いたところにつけおきしてみましょう。歯ブラシでこすって汚れを洗い流し、しっかりと乾拭きしたら掃除は終了です。
ちなみにこの工程は「上級編」です。なかには、プロペラが外れにくい構造の換気扇もあるので、少し試して外れないと感じたら、無理せずに家事代行に依頼しましょう。

カビ発生を防ぐお風呂の換気扇掃除は取り外しと組み立てが必須?

お風呂の換気扇は、湿気を取ってカビの発生を防ぐ役割があります。この換気扇にホコリがたまると、吸い込む力が落ちてしまいホコリを栄養にしてカビがはびこってしまうことも。掃除のポイントについてチェックしていきましょう。

お風呂の換気扇掃除:用意する道具

ホコリを取るため、そして細かい場所にこびりついたカビを取り去るために必要な道具は次の通りです。

・古くなった歯ブラシ
・スポンジや雑巾
・爪楊枝
・台所用の中性洗剤
・掃除機

お風呂の換気扇は内部まで掃除しようとすると、分解と組み立て作業が必須のため、取り外したパーツを入れる容器やスペースを確保しておきます。

お風呂の換気扇掃除:カバーを外してフィルターをつけおき洗いする

お風呂の換気扇も、多くはトイレの換気扇と同様に手前にカバーを引っ張ると外れるようになっています。
カバーと、さらに外せる場合はシロッコファン(多翼ファン)も取り外します。なおシロッコファンはねじ止めされていたり、そもそも取り外せないようになっていたりと、換気扇の機種によって違いがあります。
無理やり取り外すことは故障だけでなく事故の原因にもなるため、絶対に避けてください。また、換気扇に手を触れる場合は、必ず換気扇の電源が切れていることを確認しておこなうようにしてください。
取り外せるタイプの場合は、カバーとフィルターなど取り外した部品に掃除機をかけてホコリを除去してから中性洗剤を入れた水につけて、5分~最大1時間までつけおきします。
浮いてきた汚れをスポンジや爪楊枝、歯ブラシで磨き、しっかりと乾かしてからもう一度部品を戻して完了です。

お風呂の換気扇は注意事項がいっぱい!難しい場合はプロの家事代行に依頼を

お風呂の換気扇は、水気が残っていると感電や故障の原因になります。

・取り外し可能なパーツかどうか分からない
・つけおき洗いをしても落ちそうにないくらい汚れている
・つけおきから乾拭きまでおこなう時間がない

このような場合、少しでも心配なことや不安なことがある場合は、家事のプロである家事代行やハウスキーピング業者に依頼しましょう。

まとめ

換気扇掃除は、時間のかかる重労働です。大掃除と合わせてプロに依頼する方が確実に汚れをクリーンにできるでしょう。

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