(5) 異常気象時における安全対策24②雷における安全対策 雷予報システムの発雷予測に基づき、警戒体制をとっています。また、落雷防止対策として、各設備に電力を供給する配電線に避雷器を設置しているほか、高架・橋梁区間などの一部には落雷を抑制する防雷設備を設置しています。①のり面防護工事 大雨による線路脇斜面の土砂崩壊を防止するため、防護工事を推進しています。 ③厳寒期における安全対策 転てつ器可動部への積雪を防ぐため、「電気融雪器」を設置しています(一部の車庫線内を除く)。また、架線への塗油を実施し、着氷による集電不良やパンタグラフ損傷を防止するとともに、深夜時間帯に臨時試運転列車を運行することで着氷の予防や除去を行っています。回生電力貯蔵装置 電車が減速するときに生み出される回生電力を、代々木上原変電所に設置した蓄電池ヘ貯蔵しています。これにより、大規模停電の際、代々木上原駅~梅ヶ丘駅間の地下区間に停車した列車を最寄り駅まで移動することが可能になります。防雷設備施工後施工前
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