HTML5 Webook
9/38

事故を起こさない風土づくり39「ヒヤリ・ハット/気づき・気がかり」の改善例踏切脱線防止ガードレールの設置 運転士より「トンネル手前の踏切でオートバイと接触する事故が発生した。台湾でもトンネルの手前で自動車と衝突、脱線し、トンネルに激突する事故が発生しており、もし脱線をしてしまった場合に重大事故となる恐れがある」との意見を受け、 同様の箇所である東海大学前7号踏切について、計画を早めて踏切脱線防止ガードレールを設置しました。感謝の気持ちを伝える「ありがとう」機能について 安全コミュニケーションシステムには、駅係員から乗務員への車内清掃協力のお礼や乗務員から整備士への素早い車両修理へのお礼など、係員が感じた「ありがとう」を共有する機能を備えており、現業係員が日々の業務で感じた感謝の気持ちを伝える手段として、職場や部門の垣根を越えて活用しています。③安全コミュニケーションシステムによる「ヒヤリ・ハット/気づき・気がかり」情報の収集と活用 「ヒヤリ・ハット/気づき・気がかり」の情報を収集、活用するため、安全コミュニケーションシステムを導入しており、多くの社員が速やかに共有できるようにしています。また、社員同士が感謝の気持ちを伝える機能も備えています。ヒヤリ・ハット/気づき・気がかり乗務員駅係員フィードバック実 施各部の安全マネジメント委員会など対策の検討改 善登 録フィードバック共 有確認・共有安全コミュニケーションシステム技術係員

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る