ごあいさつ

当社は、1923年に創立された小田原急行鉄道を前身として、1948年に発足しました。現在、日本最大のターミナル駅である新宿を起点に、小田原や江の島、そして多摩ニュータウンまでを結ぶ3路線、計120.5キロメートルにわたる鉄道ネットワークを形成しており、1日195万人の方にご利用いただいています。

これだけ多くのお客さまに安全・快適にご利用いただくために、「輸送力の増強」「安全対策の強化」「サービスの向上」の3つを柱に設備投資を行い、上質な輸送サービスの提供に努めています。中でも、現在当社が取り組んでいる抜本的な輸送改善策が「複々線化事業」です。東北沢〜和泉多摩川間までの10.4キロメートルにおよぶ線路を複々線化することで、混雑率の緩和と所要時間の短縮が実現します。2004年には世田谷代田〜和泉多摩川間8.8キロメートルが完成、現在は一日も早い完成を目指し、最終区間である東北沢〜世田谷代田間1.6キロメートルの工事を進めています。

また、不動産賃貸業をはじめとした生活サービス部門では、お客さまのニーズを先取りした商品・サービスの提供のほか、駅構内や高架下などのスペースを有効活用することで沿線の利便性向上にも努めています。

そして、小田急グループは、お客さまの「かけがえのない時間(とき) 」と「ゆたかなくらし」の実現に貢献するという経営理念の下、100社を超えるグループ各社が、東京・神奈川を主な事業エリアとして、運輸・流通・不動産・サービスなど、さまざまな事業を展開しています。

こうした事業活動を通じて、社会とともに発展していくことが、私たち小田急グループの果たすべき社会的責任(CSR)であると認識しています。特に、「安全・安心の追求」「地域社会の変化への対応」「環境に配慮した取り組みの推進」を重点分野と定め、輸送安全対策やバリアフリー対策、環境負荷低減など、さまざまな活動を行っています。

今後も小田急グループは、自らの社会的責任を着実に果たし、沿線の皆さまから愛され、共に発展する企業を目指し取り組んでまいりますので、引き続きご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

小田急電鉄株式会社 取締役会長 大須賀 頼彦 取締役社長 山木 利満