
小田急SCディベロップメントの思い
「ちょっと」いいくらしのために。
まちに寄り添う、
ワクワクできるイベントを

小田急SCディベロップメント 若林佑実
経堂駅すぐそばの商業施設「経堂コルティ」を中心に、
イベントなどの企画を行う若林佑実さん。
企画を通して、経堂や成城のまちに寄り添いながら、
お客さまの「ちょっと」いい、豊かなくらしをつくっている。
自分自身も
ワクワクしながら企画する
季節や行事に合わせたイベントや、
ものづくりのワークショップなど、
月に数回のイベントを実施している経堂コルティ。
若林さんは、自分自身もワクワクすることを大切に、
日々、お客さまがコルティを訪れたくなる企画を考えている。
「あくまで、コルティはお客さまのくらしの一拠点。
目的を持って来ていただくのは、なかなか難しいと感じます」
他の販促担当者との会話がヒントになることも、
あえてぼうっとしたり、散歩したりする中でアイデアが湧くことも。
「企画が形になる前の、考えている時間も好きなんです」

あらゆる場面で
想像力を働かせる
イベントは、最後まで安全に実施することが何より重要だ。
「こんなことが起きるのではないか」と想像力を働かせて、
あらゆる場面を想定しながら、細やかに、念入りに事前準備を行う。
「どれだけ考えても、想定外のことは起きるもの。
いかにそのギャップを減らせるかに、心を砕いています」
イベントで直接感じるお客さまの反応が、次につながる原動力になる。
「『今日を楽しみにしてた』『楽しかった』『次はいつやるの?』
そういった声を直に聞けると、それだけでうれしいですし、
やってよかったな、またがんばろうと思えます」

地域と一体になって、
まちの魅力を伝える
地域のお店や団体とのコラボレーションに取り組むことも。
地域と一体になって、まちの盛り上がりをつくることで、
経堂エリアの魅力をさらに伝えていきたいと考えている。
東京農業大学とは、年に数回、共同でイベントを実施する。
2025年5月には、学生のみなさんにも実際に参加してもらいながら、
ラグビー体験と花の植栽体験のイベントを開催した。
その他、子ども向けの食育の授業や、野菜の出張販売なども行う。
「農大のことを知って、訪れてもらうきっかけにもなるので、
相乗効果になればと思っています」
経堂と成城、
二つのコルティ
コルティは、経堂と成城、二つのまちに存在する。
実施するイベントの内容は、まちの特性に合わせて変えている。
経堂には子育て中のファミリーが多いため、
子ども向けのイベントが中心だが、
成城では、落ち着いたまちの雰囲気に合わせて、
より洗練された大人向けのイベントに。
「たとえば、音楽のイベントでは、
経堂では音楽に合わせて歌える内容に、
成城では弦楽器の演奏会に、など。
それぞれのまちに寄り添うものにしています」
周辺に公園が少ないこともあり、
経堂コルティは、まちの広場のような場所としても機能している。
施設の特徴でもある大階段の踊り場や屋上庭園で
保育園のお散歩シーンを見かけるなど、
小さな子どもたちで賑わう時間帯も。
「お買い物ではなくとも、何らかの形で
施設を使っていただけるとうれしく思います」




「ちょっと」いい状態が
続くことが、幸せ
コルティが、お客さまにとって身近で便利な場所であると同時に、
「くらしに『ちょっと』楽しみが増えるような場所であれたら」
と話す若林さん。
「かけがえのないひとときは、何気ない日常の中にこそあると感じます。
大きな喜びも大切ですが、『ちょっと』いい状態が続いていったらいいなと。
それが、幸せなくらし、豊かなくらしなのではないかと思います」
「これからも、経堂や成城の日々に寄り添うイベントを
実施していくので、ぜひ足を運んでみてください」

わたしの好きな沿線の風景
経堂コルティの屋上庭園からは富士山が見えるので、天気がいい日はよく見に行きます。また、風景ではないのですが、人間観察が好きで。ぼうっとする人、談笑する人、眉間に皺をよせる人。施設でも職場でも、思い思いの時間を過ごしている人を見るのが好きですね。