江ノ島電鉄の思い 鵜池さんのイメージ

江ノ島電鉄の思い

顔を合わせて、声を聞いて。

地域の方々とともに、
沿線の明日をつくる

鵜池さんのイメージ

江ノ島電鉄 鵜池健太郎

江ノ島電鉄で、江の島エリアで開催するイベントや広報、
「江の島サムエル・コッキング苑」の運営などを
手がける鵜池健太郎さん。
江ノ電沿線地域の方々と言葉を交わし、心を通わせながら、
沿線一帯のさらなる魅力の発掘と発信に努めている。

わずか10キロの区間に、
さまざまな景色がある

鎌倉駅から藤沢駅までの15駅、
約10キロの区間を走る江ノ島電鉄。
海沿いを走ったり、民家の間をすり抜けたり、
車と一緒に路面を走ったり。
短い区間の中で
さまざまな景色が見られるのが魅力だと、鵜池さんは語る。
「国内外の方々が、わずか10キロの路線を知って、
訪れてくださっていることを誇りに思います」

江の島は、特に夏の海水浴シーズンには多くの観光客が訪れるが、
冬のイルミネーションなども魅力だという。
「季節ごとにイベントを開催しているので、
一年を通して魅力のあるエリアだと思っています」

江ノ島電鉄のイメージ 江ノ島のイメージ
地域住民の方々と鵜池さんのイメージ

顔を合わせること、
声を聞くこと

鵜池さんにとって何よりも楽しいのは、
地域住民の方々と一丸となって仕事ができること。
「やりがいも、うれしい瞬間も、好きなことも、
全部、地元の方と直接関われることに詰まっています」

直接会ってのやりとりや、その中で
一人ひとりの声を聞くことを大切にしている。
「顔と顔を合わせて、初めて気持ちが伝わると思うので」

地域の方々と話すイメージ

自分の言葉で、自分の足で、
思いを伝える

地域の方々と話す中でよく耳にするのは、
「今江の島で何のイベントをやっているかわからない」という声。
イベントの存在を知ってもらうため、
地域の幼稚園や小・中学校、商店街の各店舗に、
飛び込みでポスターの掲出を依頼して回った。
ダメでもともと、と思っていたが、
「行くね」「宣伝しとくよ」という反応に、手応えを感じた。

観光客だけではなく、地域の方にも来てほしいと思うのは、
「地元の方々から愛されてこそ、長く続くイベントになる」
という思いがあるから。
「住民の方には誇りに思っていただけて、
観光で訪れた方には住んでみたいと思っていただける、
そんな江ノ電沿線にしたい。その思いを、これからも
自分の言葉で、自分の足で、伝えていこうと思っています」

あたたかく、
バイタリティに溢れた人たち

現在、江ノ電沿線に住むことも検討中だという鵜池さん。
その思いに至った背景には、上司の存在がある。
「町内会など、地域に密着して活動する姿を間近に見てきました。
自分も、実際に住む中で見つけた魅力をPRしたり、
不便に感じたところを改善したりできたらいいなと」

江ノ電沿線は、人との距離感も大きな魅力だという。
「本当に人があったかいんです。
初めて会っても、以前から知っているように、
次に会ったときには、仲間のように接してくれます」
各地から移住してきた方も多く、
そういった方々との交流も刺激に満ちている。
「バイタリティに溢れた方々ばかり。
お話しすることで、自分の成長にもつながると感じます」

業務を行う鵜池さんのイメージ

120年支えてくれた地域に、
恩返しを

江ノ電本社が位置する腰越駅周辺エリアには、
腰越の活性化に取り組むボランティアチームが存在する。
鵜池さんも、入社してから関わりを持つようになった。
20年ほど前は、江の島周辺の商店街も今ほどは活気がなかったが、
江の島に人が来るようになって繁盛したという流れがあり、
鵜池さんは「腰越でも同じことができたら」と考えている。

「腰越だけではなく、沿線一帯のさらなる魅力を発掘し、
発信していきたい」と話す鵜池さん。
「江ノ電には120年以上の歴史がありますが、
それはやはり地元の方々が支えてくれたからこそ。
恩返しではないですが、少しでも何か還元できたらと思います」

江ノ電沿線エリアのイメージ

毎年行っても、毎日乗っても、
発見がある

一度訪れただけでは網羅できないほどの
見どころで溢れる江ノ電沿線エリア。
「毎年行っても、毎日乗っても、新たな発見があると思うので、
ぜひ何度でも遊びに来ていただきたいです」

鵜池さんのイメージ

わたしの好きな沿線の風景

江の島から見る夕景が大好きです。特に、江の島サムエル・コッキング苑内の灯台「シーキャンドル」の下の「サンセットテラス」から見る富士山と海と夕焼けは、本当にきれいです。また、腰越駅周辺の、路面を走る江ノ電も好き。7月のお祭り「天王祭」では、神輿と人と電車と車が一体となって走り、大迫力の光景に度肝を抜かれます。