小田急の子育て応援ナビ FunFanおだきゅう

レポート

海老名のロマンスカーミュージアムへ!6歳児とママが楽しみつくした体験をレポート

海老名にあるロマンスカーミュージアムは、お子さま連れスポットとしても人気です。この記事では、6歳〜13歳児のママ目線で選んだミュージアム内のおすすめスポットベスト3を発表します。

さらに、小田急線の駅で見つけたママやパパの不安を解消してくれる施設やサービスもあわせてご紹介します。

ママ目線で推せる!
ロマンスカーミュージアム内
おすすめスポットBEST3

左から〉足立香織さん(10歳・13歳のママ)長加奈さん(10歳・13歳のママ)、森岡光希ちゃん(6歳)、森岡朋恵さん、江渡悠晴くん(6歳)、江渡由美さん)

ロマンスカーミュージアムに遊びに来たのは、ママカレ(※)会員とそのお子さまの6人。ママ&子ども目線でおすすめできるポイントを探しながら、ミュージアムを体験していただきました。

6人が選んだロマンスカーミュージアムのおすすめスポットとは?!

※ママカレ:小田急電鉄が主催する“わたしらしく生きたいママ”のためのコミュニティ。

3位 インタラクティブアート

おすすめスポット3位は「インタラクティブアート」。

壁に向かって手をかざすと、線路が現れて電車が走り、たくさんの街が生まれる……。小田急電鉄が行ってきた街づくりを体験できるアートです。今回体験したみっちゃんとゆうくんも夢中になって手をかざしていました。

「川に橋をかけたくなったりして、大人も楽しめました!」(足立さん)
「家の壁にあったら最高!」(悠晴くん)と体験後も盛り上がっていました。

2位 ロマンスカーギャラリー

おすすめスポット2位は、すごい迫力だった!と全員が声をそろえた「ロマンスカーギャラリー」。

先頭車両だけでなく、3両編成で展示されている電車もあるので「思ったより奥行きがあって驚いた」(森岡さん)という声も。

「過去実際に運行していた車両が展示されているということで、私の母世代が乗っていたロマンスカーもあると思います。おじいちゃん、おばあちゃんも連れて3世代で来ても楽しめると思いました」(江渡さん)

ロマンスカーギャラリー内には、moku TRAINで遊べるスポットも。

ワークショップ「ロマンスカーmoku TRAINをつくろう」開催中は、参加者が購入したmoku TRAINを走らせて楽しめるスペースが設置されています。混雑時以外は、moku TRAIN購入者でなくても線路の組み立てをすることができます。

「線路の組み立てなどが好きな子は、ここでずっと遊んでしまいそうですね」(江渡さん)

※ワークショップ「ロマンスカーmoku TRAINをつくろう」は、常設ではありません。

1位 ジオラマパーク

おすすめスポット1位は「ジオラマパーク」!

新宿から箱根・江の島まで、小田急線沿線の街並みが再現された空間です。時間によってライティングが変わり、朝〜夜へと移り変わる風景を楽しめます。

パーク内では、ジオラマ内を走る模型車両、ロマンスカー・GSE(70000形)と江ノ電(500形)を運転できます。料金は1回100円(3分間)です。

江ノ電を真剣な表情で運転している悠晴くん。マスコンレバーで電車の発車・停止を体験できます。

運転体験があると分かると「やってみたい!」と声をそろえる光希ちゃんと悠晴くん。上手に駅に停車できるかな? ブレーキをかけるタイミングが意外と難しく、最初は駅にぴったり止められませんでしたが、だんだんと上手に止められるように。3分間という時間設定が絶妙で、ふたりとも満足そうでした。

精巧に作られた江ノ電鎌倉高校前駅付近。よく見ると、右側の踏切にバスケット選手が。あの作品の名シーンが再現されています。

大人にとっては、ジオラマの細かい設定が面白かったという声が。

「箱根湯本駅付近で駅伝選手が走っているかと思えば、駅のホームで転んでいる人がいたり…。ジオラマ全体にストーリーがあるようで、とても楽しめました」(足立さん)

「知っている場所を探すのがとても楽しかったですね」(長さん)

細部まで見れば見るほど楽しめるジオラマパーク。ぜひお気に入りポイントを見つけてください。

小田急線の歴史が分かるスポットも見逃せない!

今回、子どもを連れずに参加した足立さんと長さんが注目したのは「ロマンスカーアカデミア」。

⼩⽥急電鉄の歴史をまとめた企業年表や、複々線化(地下トンネル構造)を学べる模型が展⽰されています。

「子どもがいないときだからこそ楽しめるスポットだと思います。学生時代が蘇りました」(足立さん)

また「ヒストリーシアター」にも惹かれたと森岡さん。

「ヒストリーシアター」には小田急電鉄の開業当初の車両「モハ1」が展示され、スクリーンには約100年の挑戦と歴史をたどる映像が流れています。

「ミュージアムに入って最初のスポットなので、一気に引き込まれました。レトロな電車も素敵でした」(森岡さん)

「リズムの良い映像と、タップダンスは子どもたちも楽しんで観ていました」(江渡さん)

「観ることに強制感がなく、それでも引き込まれる世界観が素敵でした」(足立さん)

ロマンスカーミュージアムの営業時間や料金は?

ロマンスカーミュージアムの料金、営業時間、休館日は以下の通りです。事前予約制ではないので、チケットはミュージアムで直接ご購入ください。

 

●料金

一般 団体(20名さま以上) 障がい者
大人(中学生以上) 900円 800円 450円
子ども(小学生) 400円 300円 200円
幼児(3歳以上) 100円 50円 50円

※お支払いは現金、交通系ICカードまたは各種クレジットカードがご利用いただけます。
※団体でのご入館をご希望の場合は、団体予約ページより予約できます。

 

●営業時間 10:00~17:00(最終入館 16:30)

 

●休館日  毎週火曜日 、 12月31日、 1 月1 日
※別途、休館日を設ける場合がございます。

お腹がすいたら併設のビナキッチンへ!

〈上から時計回りに〉オムライス900円、GSE BOX1,250円、海老と野菜のエビナカレー950円

ロマンスカーミュージアムに併設する「ビナキッチン」は、ミュージアムの入場者以外も利用できるレストランです。

海老名駅につながるペデストリアンデッキに面したガラス戸は解放的な店内を演出し、今どきの空間ながら、懐かしの喫茶店のようなメニューや→懐かしの喫茶店のようなメニューやお弁当箱をお持ち帰りできる「GSE BOX」が食べられます。

「オムライスはケチャップライスに入っているチキンが食べ応えありました。ボリュームがあるので子どもとシェアして食べてもいいなと思いました」(江渡さん)

「海老名に来たからにはエビナカレーかなと思って頼みました(笑)。エビフライもサクサク揚げたてで美味しかったです」(森岡さん)

なかでもお弁当箱をお持ち帰りできる「GSE BOX」は子どもが喜ぶメニュー。悠晴くん、光希ちゃんも「美味しかった!」と完食でした。

ソファ席の背もたれの高さも好ポイント。「ひっくり返らない安心感がありました」(長さん)

 

ビナキッチンhttps://www.odakyu-restaurant.jp/shop/ViNA_KITCHEN/ebina.html

小田急線の駅で発見!
お子さま連れに嬉しい施設&サービス

今回参加したママたちが、海老名駅と下北沢駅で見つけたお子さま連れに嬉しいサービスを3つご紹介します。

1【海老名駅】ベビーカーのシェアリングサービス「Share Buggy」
2【海老名駅】顔出しパネル
3【下北沢駅】ベビーケアルーム「mamaro™」

詳しく見ていきましょう。

【海老名駅】ベビーカーのシェアリングサービス
「Share Buggy」

小田急線海老名駅の西口改札を出ると、白いボックスが目に入ります。この中にベビーカーが入っていて、事前予約なしでベビーカーの借用・返却ができます。

料金は、以下の通り。
1時間 220円
3時間 550円
6時間 880円
※自動延長は1時間220円

小田急線では、新宿駅、新百合ヶ丘駅、相模大野駅、海老名駅、本厚木駅の5駅に設置しています(2023 年 9 月現在)。定期的にスタッフが除菌処理・清掃を行いますので安心してご利用いただけますが、ベビーカー本体に簡易清掃キットを設置しているので、除菌スプレー/除菌シートを利用し、ご自身でも清掃が可能です。

また、Babydoor ショップと連携し定期的な点検を実施します。万が一ご利用開始時に汚れや故障を発見した場合は他のベビーカーへ代替交換もいたします。

「海老名駅の周辺は立ち寄りたいお店がたくさんあるので、小さいお子さま連れの方にとても便利ですね」(長さん)

「ベビーカーで電車に乗ると、エレベーター探しが大変だったり、周囲の人に気を遣ったり精神的にも大変なので、置いてくることもありますよね。でも、行った先で抱っこで歩き回るのはキツイ!ということもあるので、とても重宝しそうです」(足立さん)

【海老名駅】顔出しパネル

海老名駅のホームを上がると改札前に顔出しパネルがあります。
最新のロマンスカー車両GSEを見送る駅員さんになった気分に。

「子どもが発見して、走っていきました。顔出しパネル好きな子も多いですよね」(森岡さん)

「日付も書いてあって、記念になると思いました」(江渡さん)

【下北沢駅】ベビーケアルーム「mamaro™」

下北沢駅の中央改札を入って右手のエレベーター前に、お子さま連れのお客さまなら誰でもご利用できるベビーケアルーム「mamaro™」が設置されています。

室内面積は1.28㎡で、室内の高さは190cm。ルーム内には、ソファ、スツール、モニター、コンセントが設置されています。⽊⽬調の丸みのあるデザインが優しいイメージで入りやすく、施錠もできるので人目を気にせずにおむつ替えや授乳などに利用できます。

「駅での授乳やおむつ替えはママにとってハードルが高いことも多く、近くの施設を探し回ることもあると思います。きれいで利用しやすいスペースが駅構内にあるのは便利ですね」(長さん)

「中はそこまで広くないので、ベビーカーは入らなさそうでした。ママ1人のときより、誰かが一緒の時の方が利用しやすそうです」(足立さん)

小田急線では、代々木八幡、下北沢、登戸、相模大野、秦野、大和、鶴間の7駅に設定しています(2023年9月現在)。清掃スタッフによる1日1回以上の定期清掃のほか、駅係員による巡回時の簡易清掃を実施しているので、衛生面も安心です。

乗って楽しい!ロマンスカー先頭車両

新宿からロマンスカーGSEに乗ってロマンスカーミュージアムに来たという江渡さんと森岡さん。

「先頭車両に乗れたので、景色を楽しみながら乗車できました!」(江渡さん)

「荷棚がなく、車内がとても広く感じられて開放的でした」(森岡さん)

今回体験したのはママカレ会員!
ママカレって何?

『ママカレ』とは、小田急電鉄が主催する“わたしらしく生きたいママ”のためのコミュニティです。ママ同士が学校のキャンパスのように交流でき、豊富なコンテンツから「やりたいこと」を探すことができます。育児中、そしてその後の人生を豊かにするヒントが満載です。

講師もゼミも、参加者は全員ママ(※出産予定者も含みます)! 同じ&近い価値観で楽しめます。無料なので、興味がある方はぜひご入学ください。

ママカレ https://mama-c.com/

 

写真(ロマンスカーミュージアム、ビナキッチン) 柏木ゆり

構成・文 川瀬美智子