☆★小田急 春の親子体験イベント イベントレポート★☆
2024年3月28日(木)、大野総合車両所(最寄り駅:江ノ島線 東林間駅)において、小学生とその保護者24組48名をお招きして「大野総合車両所見学会」を実施しました。事前応募による抽選制で実施しましたが、沿線にお住いの皆さまをはじめ、500組弱のご応募をいただきました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。
当日は早朝より雨が心配される天気ではありましたが、何とか実施途中に降ることも無く、無事に終えることができました。
クレーンによる車体吊り上げ風景(一部を修正・加工しています)
車体のクレーンによる吊り上げや、パンタグラフの上昇・下降をご覧いただいたり、台車、車輪、モーター類など、それぞれの整備風景をご覧いただきました。(パンタグラフや近くに置いてあったクーラーカバーなどは間近で見るととても大きかったですね)防音車輪の音の違いを聞き比べたり、車輪の輪軸から車輪を取り外す作業では、圧縮空気を使用して車輪が外れる際に「パーン!」や「ドーン!」と表現できるような大きな音が響く様子をご見学いただきました。工場内では、3000形のリニューアルに向けた作業なども見ることができましたね。座席も取り外され、何もない状態になっていました。
工場内では、トラバーサーやフォークリフトなどをはじめとする工事用車両・機器などが所狭しと動き回っていましたね。
大野総合車両所内に保存中の1000形車両にも潜入しました。営業運転から退いた後も、資料室として活躍しています。運転席でブレーキ弁ハンドルを緩めたり、非常ブレーキをかけることができました。「シューシュー」とブレーキが緩むときの音が聞こえたり、「パシャーン」と非常ブレーキがかかる時の大きな空気の音を体感しました。(1000形車両はリニューアルが完了しましたので、ブレーキ弁ハンドルの1000形車両はココだけです!!)
台車の整備に関して説明中です
資料室として使用している1000形運転台
また、扉操作の体験や、アナウンス体験を行ったりしました。担当者は乗務員を退いた身ではありますが、私が育てた車掌見習よりもアナウンスが上手な方がいらっしゃった気がします。(負けてられませんね!!)運転席のマスコンハンドルのカットモデルで実際に操作することができました。運転士に緊急事態が発生した際に自動的にブレーキが掛かるようになっていることに驚かれる参加者もいらっしゃいました。(「デッドマン装置」といいます)
また、非常通報装置(SOSボタン)を実際に押してみて、親子で乗務員役の係員とのやり取りを実施しました。非常通報装置は、小田急線だけでなく、他の鉄道各社にも同様の装置が設置されています。当日ご紹介はしておりませんが、各駅には列車非常停止ボタン(ホーム備え付けのSOSボタン)や駅係員呼出しインターホンなどもございます。緊急事態に備え、次の利用時に探してみてくださいね。
※鉄道利用時、駅構内および車内で緊急事態が発生したときは直ちにボタンを押して、駅係員や乗務員へお知らせください。
特急ロマンスカー60000形・MSEの運転席の座り心地はどうでしたか?
特急ロマンスカー60000形・MSEの車内見学もできました。愛称「ニューイヤー」を表示し、記念撮影を行いました。
運転席はどうでしたか?広く感じましたでしょうか?Instagramにも運転席の様子はアップします。ぜひご覧ください。
皆さま、小田急の秘密を知ることはできたでしょうか?今後も小田急線でいろんな場所へお出かけしてみてくださいね!!
大野総合車両所見学会
開催日程 | 2024年3月28日(木) |
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開催場所 | 大野総合車両所 |
最寄駅 | 東林間 |
主催 | 小田急電鉄株式会社 |