2024年9月14日(土)海老名駅、ロマンスカーミュージアムおよび小田急健康管理センターにおいて、小田急親子鉄道ゼミ<駅係員・ロマンスカーミュージアム見学編>を開催しました。
当日は、事前の抽選で当選された14組28名の親子にご参加いただきました。
はじめに、健康管理センターホールでホームに設置してある非常ボタンや踏切用非常ボタンの操作体験を行った後、駅係員から駅業務の仕事内容についてクイズを交えながら説明を受けました。
クイズは難問を含め3問あり、約半数の方が全問正解していました!

駅の仕事を理解していただいた後は3グループに分かれて駅へ移動しました。
普段立ち入ることが出来ない信号扱所や券売機、自動改札機の中身の機械部分を見学しました。

信号扱所にある連動盤は列車の在線位置が表示され、信号や転てつ器を手動操作できるため全員が興味津々でした。
信号扱者が緊張した中で列車の位置や進入番線を何度も確認しながら行う手動操作を見学して、列車の安全運行の重要性について感じていただけたようです。

今回初めて実施したダイヤの見方と簡単な運転整理のレクチャーでは実際のダイヤを使って駅や時間と列車位置の関係などについて説明を受けた後、問題に挑戦!
少しディープな内容もありましたが、皆さん悪戦苦闘しながらも理解できると笑顔になっていました。

3グループの駅見学終了後はロマンスカーミュージアムに移動。
そこで出迎えたのは “もころん”
サプライズな登場に皆さんから歓喜の声があがりました。
“もころん”が見守る中、駅の仕事を良く理解していただいたお子さま全員に、海老名駅長より修了証書が授与され一緒に写真撮影をしました。


ロマンスカーミュージアム見学では館長の挨拶後、普段入ることが出来ない小田急線開業当時の車両「モハ1」や高性能特急専用車両として登場した、特急ロマンスカー「SE(3000形)」の客車内、運転台に入り、学芸員から詳しい説明を受けながら見学、楽しんでいただきました。


参加者からは、「ダイヤグラムを初めて見て、どういうものか理解することができた」「普段見られないところや係の方の実際の声が聞けて面白かった」などの感想をいただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。