待ちに待った夏休みが始まりましたね!
2025年7月22日(火)、小田急研修センターおよび喜多見電車基地において「ファミリー鉄道教室」を開催しました。
今年も喜多見乗務所に所属する現役運転士・車掌で構成された「きたみわくわくプロジェクト」の皆さんと喜多見検車区に所属する整備士の皆さんにご協力いただきました。
毎年、沿線内外にお住まいの多くのご家族にお申し込みをいただいている大人気講座です!
2025年は、何と当選倍率37倍に相当するお申し込みがございました。
運転士・車掌のお仕事をクイズ形式でご紹介。
答えを(V・S・E)とそれぞれ回答を体で表現していただきました!
乗車マナー教室では、プロジェクトメンバー迫真の演技により、乗車マナーの大切さを感じていただきました。
列車非常停止ボタン、駅係員呼び出しボタン、車内非常警報装置、踏切非常ボタンなどの操作を体験しました。
電車に乗っているときや駅で待っているとき、踏切で待っているときに緊急事態が発生したら迷わずに使用してくださいね!
教材室では乗務員などの鉄道係員の養成・教育で実際に使用している教材をご覧いただきました。
シミュレーターでは、実際の車両と同じ装置でドアの開閉を体験。
10両編成の列車を担当する車掌は、実に40か所のドアを一度の車掌スイッチの操作で開閉しています。
(新宿駅や小田原駅などで両側を開ける際は、80か所のドアをたった2回の操作で開けています!)
慎重にお客さまの乗降終了を見極め、挟んだりすることのないように細心の注意を払ってドアの開閉操作をします。
また、実際に経験することが中々できない異常時の取扱いなども、シミュレーターを活用して訓練を重ねています。
レールの見本や、レールをつなぎとめる締結(ていけつ)装置、コンクリート製のまくらぎ、ガラス繊維や発泡ウレタンなどを組み合わせた合成まくらぎなども見ることができました。(画像左)
車両の床下機器の電気や空気の流れを示した教材もご覧いただきました。(画像右)
鉄道車両などの技術の進歩と共に、使用する部品・機器も進化しているようです。
喜多見検車区に移動後は、いよいよ車両見学です♪
今回は特急ロマンスカーGSE・70000形車両をご用意いただき、撮影会および車内見学会を実施しました。
中々チケットが取れない展望席を存分にお楽しみいただいたほか、普段は立ち入りが固く禁止されている運転席にも親子で潜入!
2階からの眺望をお楽しみいただくことができました。
さらに車掌室に入り、アナウンスを体験しました。
とても上手な子どもたちに、乗務員一同驚きを隠せません・・・
短い時間ではありましたが、鉄道の仕事について理解は深まりましたでしょうか。
将来、共にお仕事する仲間となりますことを願っております。
また、お会いしましょうね!
ファミリー鉄道教室
開催日程 | 2025年7月22日(火) 9:25~12:30 |
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開催場所 | 小田急研修センターおよび喜多見電車基地 |
主催 | 小田急電鉄株式会社 |
喜多見乗務所 所長 山本 純一
当日はとても暑い日でしたが、参加されたお子さま、親御さまのイベントへの熱意はこの日の暑さ以上で、本当にありがたく思いました。
その熱意を受け、私たちとしても参加された皆さまと「心の触れ合う」コミュニケーションをとりながら、楽しんでイベントに参加することができました。
改めて参加された皆さまに御礼申し上げます。
今後も多くの皆さまに愛される小田急となるように、「TEAM ODAKYU」一丸となって取り組んで参りたいと思いますので、引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。