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レポート

小田急ONE子育て応援プログラム #夏休みキッズチャレンジ『未知の物体を研究して商品アイデアを考えよう!起業家の創造力体験ワークショップ』開催

8月16日(火)IGNIS(水道橋)で開催!

起業家って、どんな人のことをいうのだろう?
新しいお仕事を作り出すのに大事なことって何だろう?
なにをきっかけにはじめたの?
今回実施したのは「実験」を通じ、そのエッセンスを学びとるプログラムです。

そもそも、起業家ってなんだろう?

ワークショップのはじめに、多くの起業家と交流し活動のサポートをしている、講師の渡邉さんが現在活躍している3人の例を紹介。

みんな、それぞれ、自分が「好き」だと思えることや、毎日の生活の中で感じる素朴な疑問から生まれた「ひらめき」を大事にしていた人たち…。

それらを突き詰めて、生活をかけながら、独立した自分の力で仕事をしているひとが「起業家」なんだね。たとえば、海で魚を獲る漁師も、みんなを楽しませるお笑いタレントも、華麗なプレーを通じて人々に感動を与えるスポーツ選手だって、そうなのかも。

さっそく「実験開始」

容器に入れられた、緑色のネバネバした液体が、目の前に登場! 

ひと目みただけでは、これがどのようなものなのかは、わかりません。まずはこの物体の「性質」は何かを考えます。
粘土? 食べもの? これがなぜ「起業家」と関係があるんだろう?

「ストローで息を吹いてみよう」
「コーヒーフィルターを通してみよう」
「小さな袋に採取してみよう」

講師から与えられたミッションをもとに、手でこねたり、水をかけたり、においを嗅いだり、かき混ぜたり。みんな、好奇心のおもむくままに、親子で会話しながら、この物体が何なのか、自分の感覚を研ぎ澄ませて解き明かそうとしています。

そして「実験」を通じ、子どもたちは、このネバネバの正体を解き明かす「性質」を導き出しました。どんな色? 
どんなにおい? さわった感じは…?

この物体の「性質」は「力を加えると固くなる、力を抜くとやわらかくなる」でした!
そして、その物体の正体も明らかに…。

物体の「性質」をもとに商品アイデアを考え、プレゼンテーション

次に、この物体の性質をもとに、どんな商品やサービスが考えられるか、それぞれが自由な発想でアイデアを膨らませていきます。どんなことが考えられるだろう…?

子どもたちは、画用紙に「アイデア(商品名)」「イラスト」「解説」を書き込み、みんなの前で発表しました。それぞれのアイデアに感心とともに、大きな拍手が送られました!

今日のワークショップで学んだことは、素朴な疑問やひらめきを大事にし、いろいろな観点から深く掘り下げて、アイデアを生み出すことの楽しさ。
アイデアを紙にまとめて発表することで、他者に自分の考えを伝えることの大切さ。
そして自分が「好きなこと」を突き詰めて仕事にしている大人がいるんだ、ということ。

ひょっとして、今日の参加者のなかから、未来の「起業家」が生まれているかも…。

子どもたちの初めてを応援したい。