ロマンスカーの電気使用量(でんきしようりょう)の変化(へんか)

小田急線(おだきゅうせん)の電車(でんしゃ)は、少(すく)ない電気(でんき)で動(うご)けるように進歩(しんぽ)しています！

電車(でんしゃ)で使用(しよう)する電気(でんき)が少(すく)なくなった主(おも)な理由(りゆう)

電車(でんしゃ)のボディーを軽(かる)いそざいでつくったから

ロマンスカーはアルミ、通勤車両(つうきんしゃりょう)はステンレスの軽(かる)いそざいを使(つか)うことで、少(すく)ない電気使用量(でんきしようりょう)ですみます。

VVVF(ブイブイブイエフ) インバータ制御装置(せいぎょそうち)を導入(どうにゅう)したから

スピードを上(あ)げるとき、電車(でんしゃ)のモーターへ送(おく)る電気(でんき)をムダなく調整(ちょうせい)する装置(そうち)です。

回生(かいせい)ブレーキで発電(はつでん)するようになったから

ブレーキをかけたとき、モーターを発電機(はつでんき)に切(き)りかえ、発電(はつでん)した電気(でんき)を架線(かせん)にもどして他(ほか)の電車(でんしゃ)が使用(しよう)できるようにしています。

駅(えき)での取(と)り組(く)み

自然光(しぜんこう)を活(い)かした天井(てんじょう)と光(ひかり)ダクト

駅(えき)の天井(てんじょう)を、太陽(たいよう)の光(ひかり)などを取(と)り入(い)れやすくすることで、昼間(ひるま)は照明(しょうめい)などを消(け)すようにしています。また、地下駅(ちかえき)となった世田谷代田駅(せたがやだいたえき)には、地上(ちじょう)の光(ひかり)を地下(ちか)まで取(と)り入(い)れる光(ひかり)ダクトを設置(せっち)し、自然光(しぜんこう)でホームの一部(いちぶ)を照(て)らしています。

太陽光発電(たいようこうはつでん)システム

駅(えき)の屋根(やね)などに太陽光発電(たいようこうはつでん)パネルなどを取(と)りつけて電気(でんき)を作(つく)り出(だ)す、太陽光発電(たいようこうはつでん)システムを取(と)り入(い)れています。作(つく)られた電気(でんき)は自動券売機(じどうけんばいき)や駅(えき)の照明(しょうめい)などに使(つか)っています。

太陽光発電(たいようこうはつでん)システム／東北沢(ひがしきたざわ)・下北沢(しもきたざわ)・世田谷代田(せたがやだいた)・東海大学前(とうかいだいがくまえ)・小田原(おだわら)・湘南台(しょうなんだい)・
五月台(さつきだい)・栗平(くりひら)・黒川(くろかわ)・小田急永山(おだきゅうながやま)・
小田急多摩(おだきゅうたま)センター
風力(ふうりょく)・太陽光発電(たいようこうはつでん)システム／はるひ野(の)

電車(でんしゃ)での取(と)り組(く)み

防音車輪(ぼうおんしゃりん)

電車(でんしゃ)が、カーブを走(はし)るときに起(お)こる「キィー」という音(おと)をおさえる防音車輪(ぼうおんしゃりん)をすべての電車(でんしゃ)に使(つか)っています。

低騒音型(ていそうおんがた)コンプレッサー

ブレーキをかけるときなどに使(つか)うあっしゅく空気(くうき)を作(つく)るコンプレッサーは、音(おと)の小(ちい)さい低騒音型(ていそうおんがた)コンプレッサーを使(つか)っています。

線路(せんろ)での取(と)り組(く)み

ロングレール

線路(せんろ)で使(つか)うレールを長(なが)いもの（ロングレール）にすることで、レールの継(つ)ぎ目(め)を少(すく)なくし、騒音(そうおん)や電車(でんしゃ)の揺(ゆ)れをへらしています。ななめの継(つ)ぎ目(め)も工夫(くふう)の一(ひと)つです。

防音壁(ぼうおんへき)

電車(でんしゃ)の走(はし)る音(おと)などを吸(す)い込(こ)む特別(とくべつ)な材料(ざいりょう)でできているので、周(まわ)りに聞(き)こえる音(おと)を小(ちい)さくしています。