駅のしごと
駅はみなさんもよく知っている駅係員の職場です。
小田急線に乗るとき、はじめに利用するのが駅です。そこではたらく駅係員は、お客さまに気持ちよく小田急線を利用していただけるよう、親切でていねいなご案内、お忘れ物の対応などを行っています。また、駅係員は、駅を利用するお客さまが多いときには、電車とぶつかったり、線路に落ちたりしないようにホームで安全をかくにんしています。
沿線の観光地を案内したり、ホームで安全をかくにんしたりするんだよ。
主な駅設備
多機能券売機
普通のきっぷをはじめ、PASMOや定期券、ロマンスカー特急券、フリーパスなども買えるべんりな券売機です。
ホーム待合室
ホームで電車を快適にお待ちいただけるように、夏は冷房、冬は暖房のきいている待合室をそなえつけています。
ホームドア
電車がホームに入ってくるときや出発するときに、ホームにいるお客さまとぶつかることがないよう、ホームドアの設置を進めています。
行先案内表示器
電車の順番や、急行や各駅停車などの電車の種類をわかりやすく色分けして表示をしています。また、小田急線や乗りかえができる他社線が遅れている場合に、その情報をご案内しています。
異常時運行情報ディスプレイ
運行異常が発生した際、最新状況や他社線への振替輸送経路などをご案内するものです。
こんな仕事もあるよ
信号扱い
信号扱いとは、電車の運行にトラブルがあったときに、できるだけ早く列車の順番や、おくれを元にもどすための仕事です。この仕事をする人を信号扱者といいます。信号扱者は、トラブルが起きるとすぐに信号扱所に行き、信号を操作して電車を安全に到着・出発させます。信号扱所は、ポイント(線路が分かれるそうち)がある駅にあります。
お忘れ物扱い
雨が降った次の日は、とくにかさのお忘れ物が多かったりしますが、車内でお忘れ物をすると、電車といっしょに動いてしまうため、なかなか見つかりません。そんなときは、お忘れ物検索システム(パソコン)で、各駅に届けられたお忘れ物をさがすことができます。

キケンなときに電車を止めることができる赤い非常ボタン
線路に人が落ちてしまったときなど、赤い「列車非常停止ボタン」をおすと近づいてくる電車にキケンを知らせることができます。
※小田急線すべての駅のホームにあります。
困ったときに駅係員と話ができる青いインターホン
ホームなどで体の具合が悪い人を見かけたときなどは、青い箱の「駅係員呼び出しインターホン」をおすと駅係員と話すことができます。
※新宿駅をのぞく全駅に取りつけられています。