乗務所(運転士)のしごと
乗務所は運転士と車掌
が集まる職場なんだよ。
運転士は、毎日多くのお客さまを乗せて電車を運転しています。朝・夕方のラッシュは、10両編成の電車におよそ3,000人ものお客さまが乗ったりするので、とくにきんちょうする時間帯です。運転士は、全線にある約1,500カ所の信号機を、一つ一つ声を出しながらかくにんし、事故などにならないよう速度をきちんと調整しながら運転しています。運転士は、毎日お客さまを安全そして確実に目的地までおとどけしています。
運転時間をかくにんしたり、スイッチが正しく入っているか、かくにんするんだよ。
運転席の設備
①マスターコントローラー
レバーを手前に引くと電車が加速し、おくにたおすとブレーキがかかります。
②圧力計
ブレーキに使ったり、ドアを開け閉めするための空気の圧力を表すものです。
③速度計
電車が何キロのスピードで走っているかを表すものです。
④モニター表示器
電車のこしょうしている部分や電車のききがきちんと動いているか、たしかめることができます。
⑤列車無線
事故やトラブルなどが起きたとき、運輸司令所と話すさいに使用します。

線路上の信号機は表示がいろいろあり、その色によって電車の速さが決められています。運転士はその速さを守りながら安全に運転しています。