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【8月7日(月)】ロマンスカー・SE(3000形)が「機械遺産」に認定されます/ガイドツアー開催

2023年8月7日(月)に展示車両「ロマンスカー・SE(3000形)」が、一般社団法人日本機械学会の「機械遺産」に認定されることになりました。

今回の認定を記念して、同日から特別展示を行うほか、8月14日(月)~17日(木)にはSEの運転室をはじめ車内見学をお楽しみいただける、学芸員によるガイドツアーを開催します。

1. 「機械遺産」認定記念展示

一般社団法人日本機械学会から受領する認定証とともに、当時の先端的技術を採用したモノコック構造や連接台車などの独自性や、後のロマンスカーなど鉄道に与えた影響、展示車両の保存の状態など認定のポイントを解説したパネルを展示します。
さらにSE開発当時の設計資料や、速度試験に関する資料などを特別公開します。

開催日:2023年8月7日(月)~8月28日(月)
開催場所:ロマンスカーギャラリー
※認定証は受領以降に展示予定です。

2. 学芸員による車内見学ガイドツアー

通常は一般開放していない運転室などのSE車内へご案内する特別ツアーです。
流線形の車体や、軽量で低重心な構造など、機械遺産受賞のポイントに特化した学芸員による解説とともに、見学や撮影をお楽しみください。

開催日:2023年8月14日(月)~8月17日(木)
開催時刻:①11:00~、②14:00~(各回30分程度)
参加人数:各回20名
集合場所:1階ロマンスカーギャラリー・展示車両SE(3000形)前
※事前申込は不要です。開催時間にSE(3000形)前にお越しください。
※入館料のみでお楽しみいただけます。

<参考>

「機械遺産」とは、歴史に残る機械技術関連遺産を大切に保存し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的とするもので、「小田急電鉄 ロマンスカー・SE(3000 形)」は 118 番目として認定されます。

SE(3000形)は、一般車への転用を想定しない高性能な特急専用車両として“新宿~小田原間を60分で結ぶ”という目標のもとに、当時の日本国有鉄道の鉄道技術研究所と共同で開発したものです。
航空技術を応用した当時の最新技術を用いた設計は、その後の当社ロマンスカーはもちろん、新幹線0系にも影響を与えたと言われていることなどを高く評価いただきました。

当館は、今後も機械遺産としてのロマンスカーを末永く後世に引き継ぎ、維持管理に努めるとともに、多様な体験や学びを通じたロマンスカーの価値と魅力の発信に取り組んでまいります。