車掌

車掌の仕事の本質は、
お客さまに対する
目配り・気配り・心配り

Profile

小谷 康起
(鳥取県出身)

地元・鳥取から上京し、2017年に小田急電鉄入社。新宿管区に配属され、新宿駅で駅係員として勤務。車掌見習として2018年6月に大野車掌区に異動となり、現在は車掌として、日々の鉄道の安全運行に努めている。「今の目標は何ですか?」と尋ねると、「特急ロマンスカーの車掌として乗務することです」と言った後に、こう付け加えた。「もっと大きな目標は、小田急電鉄を日本一安全な鉄道にすることです」と。

入社前の

進路選択時に感じた、
両親からの愛情。
そして、東京で自分自身を
試してみたいという想い。

Q1就職を意識し始めたのは、いつ頃ですか?
就職を意識し始めたのは高校1年生の夏ごろです。小さい頃から野球を続けていたこともあり、体力には自信があったので、「現場で体を動かす仕事」が自分には向いているのではないかと漠然と考えていました。その時点では、具体的な志望企業や職種はありませんでした。鉄道会社を志望するようになったのは進路指導で先生に紹介されたからです。その時は地元の鉄道会社と小田急電鉄の2社を紹介されました。「鉄道会社の現場は自分の体が資本になる仕事だから、体力のある小谷君には向いているじゃないかな」と、そう言って先生は進路を紹介してくださいました。
Q2地元の鉄道会社と東京の小田急電鉄。進路選択に迷いはありませんでしたか?
「就職か、進学か」「鉄道会社でよいのか」「地元・鳥取を離れるべきかどうか」――進路選択にあたり、正直、迷いはありました。両親とも何度も話し合いました。母親は最初から「あなたの人生。進みたい道を選べばいい。どんな進路を選んでも応援する」と言ってくれていました。ただ、父親の想いは違っていて、「地元で大学に進学して欲しい。そうすればもっといろんな道が見えてくると思うよ」と言われました。意見は違えど、二人とも私の将来をおもんぱかってくれていました。ありがたかったですね。最終的には、地元を離れて東京で就職すること、小田急電鉄に入社することを自分自身で決めました。「東京の大手鉄道会社で、自分の力を試してみたい」と考えたからです。自身の決意を父に伝えると、「わかった。決めたからには、腰を据えてしっかりがんばれ」と、背中を押してくれました。実家を発つ時、二人並んで見送ってくれた両親の表情は、今でも忘れられません。
Q3入社前に抱いていた期待と不安を教えてください
社会人として早く自立できるようになりたい、という思いがあったことも高卒で就職することを決めた理由の一つでした。だから、自分で働いて給料を稼ぎ、そのお金で生活していく社会人生活がスタートすることにワクワクしていました。また、住み慣れた地元を離れ、東京での生活が始まることがとても楽しみでした。沿線には副都心・新宿や箱根、江の島などの観光地があり、また大きな商業施設などもあって、休日の過ごし方を含めて入社後の生活にとても期待していました。「入社後、具体的にどんな仕事を担うのか」をイメージしきれていない面もあり、不安も多少はありましたが、期待の方が断然大きかったですね。

入社後の

社会人生活の始まりは、
副都心・新宿。
世界一
乗降客数が多い駅で学んだ、
鉄道会社の役割。

入社後、私は新宿管区に配属され、新宿駅で駅係員として働くことになりました。複数の路線が乗り入れる新宿駅は、1日の平均乗降者数が世界一多い駅としてギネス世界記録にも認定されています。この駅で私の社会人生活が始まりました。
駅係員として私は、切符の販売や改札でのお客さま対応、ホームの安全確認などの業務を担いました。お客さまを安全・快適に目的地に送り届けること、鉄道輸送サービスを提供すること――駅係員として新宿駅で働いた1年間は、暮らしの中での人の移動を支える鉄道会社の果たす役割を肌感覚で理解する貴重な時間となりました。

車掌・小谷 康起の1週間

※原則6日サイクル(4勤2休)の勤務となり、休日のうち月に1・2日程度、出勤日が入ります。

車掌として
何よりも大切なことは、
いかなる状況においても
落ち着いて状況判断すること。

2018年に大野車掌区に異動となり、現在、私は車掌として働いています。試験に無事合格し、車掌の辞令を受けた時には「やっと自分がやりたかった仕事ができる」と、念願がかなった喜びで胸がいっぱいでした。車掌の主な業務は、車両の扉の操作や車内アナウンスなどですが、その本質はお客さまに対する、目配り・気配り・心配りにあります。また、車掌は「1人」で状況判断をすることが求められます。そんななかで大切なことは、いかなる場面においても落ち着いて、お客さまの状況を把握したうえで的確な判断を下すこと。そのために私は、“常に一歩先を見据えて行動する”ことを大切にしています。車掌としての私のキャリアは、まだ始まったばかり。学ぶべきことがたくさんあります。日々の乗務を丁寧に取り組みながら、車掌としての知見・経験を地道に積み重ねていきたいと考えています。

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