地震対策

地震対策
  1. 耐震化の推進

    大規模地震に備え、被害を最小限に抑えるため、小田急では鉄道構造物の耐震補強工事を着々と進めています。

    2017年度については、新宿駅、大和駅をはじめ、多摩線の高架区間、酒匂川や玉川学園前駅から町田駅間における橋梁の工事を進めています。

    また、耐震補強工事については、2018年度以降も継続し、より安全・安心な鉄道になるよう努めてまいります。

    各駅舎の耐震補強工事については、一部の高架駅や改良計画のある駅を除き、すでに完了しています。

  2. 帰宅困難者への対応

    小田急では、東日本大震災を教訓に、大規模地震の発生に備え、さまざまな対策を行っています。

    帰宅困難者対策として、大規模地震などが発生した際の備えとして、帰宅困難となったお客さまにご提供する災害用備蓄品(飲料水、レスキューシート、簡易トイレ)を全駅に配備しています。

安全対策

安全対策
  1. ホームドア

    お客さまの、ホームからの転落や電車との接触を防止し、ホーム上の安全性を向上するために、小田急ではホームドアの設置をすすめており、新宿駅については2012年から急行ホーム(4・5番ホーム)で使用を開始しています。今後は、2018年度には代々木八幡駅、下北沢駅(地下2階ホーム)、2019年度には代々木上原駅(1・4番ホーム)、東北沢駅、世田谷代田駅、梅ヶ丘駅、2020年度には下北沢駅(地下3階ホーム)での使用開始を目標に設置を進めています。また、1日の利用者数が10万人以上の駅※については、2022年度からの使用開始を目標に設置を進めています。

    利用者数10万人以上の駅は、新宿、代々木上原、下北沢、登戸、新百合ヶ丘、町田、相模大野、海老名、本厚木、大和、藤沢の11駅(2016年度実績)となります。なお、藤沢駅は大規模改修工事に併せて整備を計画するため、設置時期は未定です。

  2. 非常停止ボタン

    ホームから線路に人が転落、大きな荷物を線路に落とした場合など電車を緊急停車させるボタンが「非常停止ボタン」です。このボタンを操作すると、駅に近づいてくる電車に対しレールを伝い停止信号が送られ、受信した電車は自動的に非常ブレーキが掛かる仕組みになっています。この「非常停止ボタン」は、当社全駅のホームに複数個所設置されています。

    このほか、ホーム上で体調不良の方を発見した際など、駅事務室の係員とインターホンにより会話を可能とするボタンが「駅係員呼出しインターホン」です。現在、この「駅係員呼出しインターホン」は、70駅中67駅に設置しており今年度中には当社全駅への設置を予定しています。

    駅係員呼び出しインターホン

異常時対策

小田急の異常時対策
  1. 小田急アプリ

    小田急電鉄では、列車の位置情報表示や災害時に役立つ地図情報を搭載した公式スマートフォンアプリ「小田急アプリ」を無料で配信しています。

    このアプリでは、リアルタイムな運行情報として、路線図に合わせて列車の走行位置・種別・遅延状況(1分以上の遅れから)などをご案内しているほか、指定いただいた駅における直近10列車の発車時刻や途中駅での接続案内をご提供しています。また遅延が発生した際には、Push配信により遅延状況を通知(設定により通知の有無を選択可能)しています。

    さらに各駅周辺の一時避難場所や公衆トイレなど、災害発生時に役立つ施設・設備の情報を記載した「震災時支援マップ」に加え、災害時には、あらかじめ設定したご家族などの位置情報をご確認いただける「家族ペアリング」機能も搭載しています。

    このほか、各駅ホームの階段とエスカレーターの位置などを記載したホーム図に加え、各駅改札口付近(一部の駅を除く)の状況を人型アイコンによる画像で表示し、改札口付近の混雑状況をご確認いただける機能も搭載しています。

    詳細については、「小田急アプリ」をご覧ください

  2. 異常時運行情報ディスプレイ

    異常時運行情報ディスプレイは、小田急線で運行異常が生じた際、不通区間や折り返し運転の区間、運転再開見込み時刻など、最新の運行情報に加え、他社線への振替輸送経路や所要時間などを、文字情報と路線図などで分かりやすくご案内するもので、新宿、新百合ケ丘、町田など主要31駅、計42ヵ所※の改札口付近に設置しています。

    また、大規模災害発生時にはNHKの報道番組を放送するほか、平常時は沿線の観光スポットやイベントなどの旬な情報を提供しています。

    2017年9月現在

設備投資計画

小田急の設備投資計画
  • 輸送力の増強

    2018年3月の複々線完成に向けて工事を推進。また、複々線完成による輸送力を最大限に発揮させるため、登戸駅1番線の整備を完了させます。

    輸送力の増強

    [その他]

    近郊区間の各駅停車10両化運転に向けたホーム延伸工事など

  • 安全対策の強化

    ホームでの安全性を高めるために、ホームドア設置に向けた設計を進めるほか、新宿駅や小田原駅などの頭端駅の線路終端部にホーム固定柵を設置します。

    安全対策の強化

    [その他]

    橋梁や高架橋の耐震補強工事/自然災害に備えた法面改修工事/踏切の安全の推進など

  • サービスの向上

    より快適なサービスをご提供できるよう、1000形通勤車両や特急ロマンスカー・EXE (30000形) のリニューアルを進めるほか、バリアフリー対応の特急ロマンスカー70000形を新造します。

    サービスの向上

    [その他]

    新宿駅改札内トイレのリニューアル/鶴巻温泉駅の改修工事など

厳寒期対策

小田急の厳寒期対策
  1. シングルアームパンタグラフなどで積雪・凍結対策

    従来、パンタグラフにはフレームの多いひし形のパンタグラフが採用されていたため、湿った雪が付着すると、その重さでパンタグラフが降下しやすくなっていました。

    パンタグラフが降下し、架線から離れてしまうと列車へ電気が通らないため、列車が運行できなくなるほか、離線の瞬間に火花が散り、架線を損傷する恐れもあります。

    そこで採用したのが、写真のように「く」の字形をした「シングルアームパンタグラフ」。

    フレームが少なく積雪面積も少ないことから、パンタグラフが架線から離れてしまう現象を防いでいます。

  2. 電気融雪器でポイントの凍結を防止

    一年の中で特に寒い時期に重要となるのがポイント(分岐器)への対策です。

    この部分に雪が積もったり、凍結が生じて動かなくなってしまうと、列車の進路振り分けが正常に行われず、遅延や運休の原因になってしまうことがあります。そこでポイントに設置されているのが「電気融雪器」。写真の点線で囲んだ部分には電気ヒーターが内蔵されており、スイッチを入れると電気によって温められます。
    このように電気融雪器は、特に雪の日における安定輸送の一端を担っています。

お客さまへのお願い

降雪の状況により、安全のため列車の速度を落としたり、運休により運転間隔を調整することで、通常よりも所要時間や車内混雑が増大する場合があります。小田急ではホームページやTwitter(@odakyuline_info)などで運行情報を発信していますので、ご確認のうえお出掛けの時間をずらしたり、できる限り外出を控えたりするなど、ご協力いただきますようお願いいたします。

情報提供

小田急の情報提供
  1. 異常時運行情報ディスプレイ

    主要16駅の改札口付近(20カ所)※に設置しています。小田急線で運行異常が生じた際、最新の運行状況や運転再開見込み時間、他社線への振替輸送経路などを文字情報と路線図によって分かりやすくご案内するよう努めています。

    これにより、全70駅の改札口付近に設置しているLED表示器(文字テロップを表示)で運行情報をお知らせするシステムとあわせて、異常時の運行状況についてより正確にお伝えすることが可能となりました。

    また、同ディスプレイは、大規模災害発生時にはNHKの報道番組を放送するほか、平常時には箱根など、沿線の観光情報をお伝えしています。

    2016年12月現在

  2. タブレットで迅速にご案内

    これまでは、ダイヤの乱れなどが発生した際、駅係員は内線電話や専用携帯電話などでを確認しご案内していましたが、列車の位置情報をリアルタイムに受信することが可能なタブレットを各駅ならびに全車掌に配備したことで、より迅速で正確なご案内が可能になりました。

    また、同タブレットは、英語の翻訳機能を搭載しているほか、インターネットでの検索機能も備えていることから、正確できめ細かな情報提供に役立てています。

安全対策

小田急の安全対策
  1. 自動列車停止装置(D-ATS-P)

    D-ATS-Pとは、走行中の列車が信号機の表示に対する制限速度や、急カーブ、ポイント(分岐)ごとに定められた制限速度を超えて通過させないための装置です。

    これは、レールから送られてくる信号表示に伴う制限速度の情報と、レール間にある地上子から送られる信号機や急カーブ、ポイントまでの距離情報などを車両に搭載しているコンピュータが瞬時に計算し、速度が速いと判断した際には自動的にブレーキを作動させる仕組みです。

    これにより列車同士の衝突をはじめ、速度オーバーによる急カーブやポイントへの進入を防ぐことができます。

  2. 踏切やホームの非常ボタンにも活用

    D-ATS-Pは、このほかにもさまざまな安全対策に活用されています。踏切やホームに設置してある非常ボタンを押すと、接近してくる列車に対してレールを通じてボタン操作の情報が送られ、その情報を受けた車両は自動的にブレーキが作動する仕組みになっています。

    また、D-ATS-Pを活用した安全装置によって列車が誤ってホームを越えて停車してしまった場合や、ホームがない側のドアの開扉操作はできないようになっています。D-ATS-Pは、こうしたヒューマンエラーの発生を防ぎ安全を確保しています。

小田急からのお願い

お客さま一人一人の交通マナーへのご協力が、安全に、そして安心して鉄道をご利用いただける環境づくりにつながります。

行動力バツグン。研究所のムードメーカーである「元気所員」。いつも冷静だけど、優れた分析力で成果をあげる「頭脳所員」。高い経験値。判断力に定評があり信頼も厚い「エリート所員」。いつでも愛嬌だけは忘れない、誰からも愛される「癒し所員」。そんな所員たちをいつも優しく、時には厳しく見守る「所長」。この5人がそれぞれ個性を発揮し、駅や電車の中で心掛けるべきマナーを次々と検証。その結果をポスターで発表していきます。

車内でのマナー

荷物の取り扱い

荷物の取り扱い

乗降時の心掛け

スマホ・パソコンの使用マナー

駅や車内での声かけ

車内での会話

座席の座り方

ホームの歩き方

エスカレーターの乗り方

歩きスマホ

安全報告書2017

お客さまに「安全」と「安心」を。
安全に関する鉄道事業の取り組みをご報告いたします。

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