2019年度小田急の設備投資計画

2019年度小田急の設備投資計画
  • サービスの向上

    新型通勤車両(5000形)の導入をはじめ、特急ロマンスカー・EXE(30000形)や通勤車両(1000形)のリニューアルを進め、快適な輸送サービスを提供します。さらに、参宮橋駅、向ヶ丘遊園駅、片瀬江ノ島駅などの駅舎改工事により、魅力的な駅づくりを進めます。

    新型通勤車両5000形
    ■新型通勤車両5000形
    片瀬江ノ島駅
    ■片瀬江ノ島駅
  • 安全対策の強化

    今年度中に、代々木上原駅(1、4番ホーム)、東北沢駅、世田谷代田駅、梅ヶ丘駅へのホームドアの設置工事を進め、ホーム上の安全性を高めます。また、法面の改修や耐震補強を実施し、自然災害や大規模地震による被害を最小限に抑えるほか、高機能障害物検知装置の更新などにより、踏切の安全対策を推進します。

    ホームドアの設置
    ■ホームドアの設置
    法面の改修工事
    ■法面の改修工事

駅向上対策

駅向上対策
  1. ホームの延伸

    より快適な輸送サービスをご提供するため、代々木八幡駅と開成駅のホーム延伸工事を行ってきました。この工事完了に伴い、3月16日のダイヤ改正から新宿駅~代々木上原駅間で10両編成による各駅停車の運転を開始したほか、開成駅でも10両編成の急行が新たに停車するようになりました。

  2. 駅舎のリニューアル

    現在小田急では、人や環境にやさしい駅づくりを目指し、駅舎のリニューアルを進めています。代々木八幡駅は、改札内外にエレベーターを設置することでより便利な駅舎に。下北沢駅は、太陽光パネルや自然光を取り入れることが可能なガラス屋根の採用など、環境に配慮した駅舎へと生まれ変わります。このほか、参宮橋駅および片瀬江ノ島駅でも、快適な駅空間づくりに向けたリニューアル工事を進めています。

省エネ対策

省エネ対策
  1. 電車の省エネ対策

    現在、全ての編成で、ブレーキ時に発生させた電力を架線に戻し、他の電車に供給する「回生ブレーキ」を搭載しています。また、電車を動かす際に必要なモーターの回転数を効率よく制御することで、これまでの抵抗制御にくらべ使用電力が削減可能なVVVFインバータ制御装置※1も搭載しています。さらに、これらのVVVFインバータ制御装置に比べ、使用電力を約40%削減できる最新のVVVFインバータ制御装置※2をロマンスカー・GSEや通勤車両1000形などに採用しています。

    ※1:一部の車両を除く ※2:フルSiC適用のVVVFインバータ制御装置

  2. 駅舎の省エネ対策

    駅舎では、消費電力が蛍光灯に比べ約半分となるLED 照明へと順次切り替えています。また、天井には採光性にすぐれた素材を採用するなど、太陽光を活用することで日中における照明の使用電力削減に努めています。さらに、人を感知することで作動する券売機を全ての駅に導入するなど、照明以外の使用電力の削減にも努めています。

段差解消対策

段差解消対策
  1. 全ての駅で段差を解消

    全ての駅にエレベーターやスロープを設置したことで、改札口からホームまで段差なくスムーズに移動できます。これにより車いすやベビーカーをご利用のお客さまなども安心・快適にご利用いただけます。

  2. 乗り降りの段差を緩和

    車いすやベビーカーをご利用のお客さまなどが、安心して乗り降りできるよう、低床車両の導入やホームのかさ上げ工事を進め、車両とホームの段差を緩和しています。

駅係員によるサポート

民間資格である「サービス介助士」を取得した駅係員を配置。お身体の不自由なお客さまや高齢のお客さまの移動を適切にサポートしています。

自然災害対策

自然災害対策
  1. 風雨などの状況を24時間監視

    強風や大雨、地震などの自然災害に備えるため、小田急全線の各地には風速、雨量、河川水位、地震(ガル値)などを観測するさまざまな計測機器を設置しています。運輸司令所では、「地震・気象情報監視システム」により24時間リアルタイムにこの情報を収集し、監視しています。

  2. 運輸司令所が迅速に対応

    運輸司令所では、「地震・気象情報監視システム」により全線各地の状況を把握することができます。風速や雨量などの各観測値が規制基準に達した際には、速度規制や運転見合わせなどの対応を速やかに実施します。

地震対策

地震対策
  1. 耐震化の推進

    大規模地震に備え、被害を最小限に抑えるため、小田急では鉄道構造物の耐震補強工事を着々と進めています。

    2017年度については、新宿駅、大和駅をはじめ、多摩線の高架区間、酒匂川や玉川学園前駅から町田駅間における橋梁の工事を進めています。

    また、耐震補強工事については、2018年度以降も継続し、より安全・安心な鉄道になるよう努めてまいります。

    各駅舎の耐震補強工事については、一部の高架駅や改良計画のある駅を除き、すでに完了しています。

  2. 帰宅困難者への対応

    小田急では、東日本大震災を教訓に、大規模地震の発生に備え、さまざまな対策を行っています。

    帰宅困難者対策として、大規模地震などが発生した際の備えとして、帰宅困難となったお客さまにご提供する災害用備蓄品(飲料水、レスキューシート、簡易トイレ)を全駅に配備しています。

安全対策

安全対策
  1. ホームドア

    お客さまの、ホームからの転落や電車との接触を防止し、ホーム上の安全性を向上するために、小田急ではホームドアの設置をすすめており、新宿駅については2012年から急行ホーム(4・5番ホーム)で使用を開始しています。今後は、2018年度には代々木八幡駅、下北沢駅(地下2階ホーム)、2019年度には代々木上原駅(1・4番ホーム)、東北沢駅、世田谷代田駅、梅ヶ丘駅、2020年度には下北沢駅(地下3階ホーム)での使用開始を目標に設置を進めています。また、1日の利用者数が10万人以上の駅※については、2022年度からの使用開始を目標に設置を進めています。

    利用者数10万人以上の駅は、新宿、代々木上原、下北沢、登戸、新百合ヶ丘、町田、相模大野、海老名、本厚木、大和、藤沢の11駅(2016年度実績)となります。なお、藤沢駅は大規模改修工事に併せて整備を計画するため、設置時期は未定です。

  2. 非常停止ボタン

    ホームから線路に人が転落、大きな荷物を線路に落とした場合など電車を緊急停車させるボタンが「非常停止ボタン」です。このボタンを操作すると、駅に近づいてくる電車に対しレールを伝い停止信号が送られ、受信した電車は自動的に非常ブレーキが掛かる仕組みになっています。この「非常停止ボタン」は、当社全駅のホームに複数個所設置されています。

    このほか、ホーム上で体調不良の方を発見した際など、駅事務室の係員とインターホンにより会話を可能とするボタンが「駅係員呼出しインターホン」です。現在、この「駅係員呼出しインターホン」は、70駅中67駅に設置しており今年度中には当社全駅への設置を予定しています。

    駅係員呼び出しインターホン

小田急からのお願い

お客さま一人一人の交通マナーへのご協力が、安全に、そして安心して鉄道をご利用いただける環境づくりにつながります。

行動力バツグン。研究所のムードメーカーである「元気所員」。いつも冷静だけど、優れた分析力で成果をあげる「頭脳所員」。高い経験値。判断力に定評があり信頼も厚い「エリート所員」。いつでも愛嬌だけは忘れない、誰からも愛される「癒し所員」。そんな所員たちをいつも優しく、時には厳しく見守る「所長」。この5人がそれぞれ個性を発揮し、駅や電車の中で心掛けるべきマナーを次々と検証。その結果をポスターで発表していきます。

駆け込み乗車

優先席の譲り合い

荷物の取り扱い

ホームの歩き方

ラッシュ時の乗降

歩きスマホ

戸袋への引き込まれ注意

車内でのマナー

優先席の譲り合い

荷物の取り扱い

乗降時の心掛け

スマホ・パソコンの使用マナー

駅や車内での声かけ

車内での会話

座席の座り方

ホームの歩き方

エスカレーターの乗り方

歩きスマホ

安全報告書

お客さまに「安全」と「安心」を。
安全に関する鉄道事業の取り組みをご報告いたします。

関連情報