小田急電鉄株式会社 取締役社長 星野 晃司

 小田急グループでは、『お客さまの「かけがえのない時間(とき)」と「ゆたかなくらし」の実現に貢献する』というグループ経営理念の下、93社から成るグループ会社が、東京・神奈川を主な事業エリアとして、運輸、流通、不動産などさまざまな事業を展開しています。

 このたび、変化する事業環境に適合し経営理念を実現するため、開業から100周年を迎える2027年に向け、経営ビジョン「UPDATE 小田急〜地域価値創造型企業にむけて〜」を新たに策定しました。

 この経営ビジョンでは、次の100年を歩むため、『社会・地域』『経済』『環境』の3つの軸を経営判断に取り入れ事業を峻別し、地域価値創造型企業へと事業モデルの更新を図ります。小田急沿線や事業を展開する地域とともに成長するため、既成概念に捉われず常に挑戦を続けることでお客さまの体験や環境負荷の低減など地域に新しい価値を創造していく企業に進化します。

 また、人口減少やテクノロジーの進化、価値観の多様化に加えお客さまの行動変容など私たちをとりまく事業環境は大きく変化しています。このような不確実性の高い時代に適合するために、経営ビジョンの前半3カ年を体質変革期、後半3カ年を飛躍期と位置づけ、事業変革と経営状況回復に取り組みます。

 今後も小田急グループは、自らの社会的責任を着実に果たすことで、日本一暮らしやすい沿線づくりを進め地域に新しい価値を創造するとともに、皆さまから信頼され社会と共に発展する企業を目指し取り組んでまいります。引き続きご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

2021年9月

小田急電鉄株式会社 取締役社長 星野 晃司