小田急電鉄株式会社 取締役社長 星野 晃司

 小田急グループでは、『お客さまの「かけがえのない時間(とき)」と「ゆたかなくらし」の実現に貢献する』というグループ経営理念の下、約100社から成るグループ会社が、東京・神奈川を主な事業エリアとして、運輸、流通、不動産などさまざまな事業を展開しています。

 この経営理念を実現し、さらなる事業成長を遂げるため「長期ビジョン2020」を策定し、「沿線における複々線完成後のグループ収益の最大化」と「2020年度までに成長の種を蒔き育てる」というテーマを掲げ、着実に事業を推進しています。

 現在、新型コロナウイルス感染症の流行により、小田急グループを取り巻く事業環境は不確実性が増しています。このような状況において、時代の変化に対応していくためには、既存の枠組みや考え方にとらわれず、自らが社会や顧客に提供していきたい価値を描き、その実現のために挑戦を繰り返していく必要があります。引き続き、「お客さまや社会にどのような価値を生み出していきたいのか」「そのために自らがどのような組織でありたいか」というありたい姿を示した5つの「未来フィールド」の実現に向けた取り組みを推進してまいります。

 また、私たちは、こうした活動を通じて地域や社会とともに発展していくことが、小田急グループの社会的責任(CSR)であると認識し、「安全・安心の追求」「地域社会の変化への対応」「環境に配慮した取り組みの推進」を重点分野と定め、さまざまな施策に取り組んでまいります。

 今後も小田急グループは、自らの社会的責任を着実に果たすことで、日本一暮らしやすい沿線づくりを進めるとともに、皆さまから信頼され、社会とともに発展する企業を目指し取り組んでまいりますので、引き続きご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

2020年9月

小田急電鉄株式会社 取締役社長 星野 晃司