小田急電鉄株式会社 取締役会長 山木 利満 取締役社長 星野 晃司

 小田急グループは、『お客さまの「かけがえのない時間(とき)」と「ゆたかなくらし」の実現に貢献する』というグループ経営理念の下、約100から成るグループ会社が、東京・神奈川を主な事業エリアとして、運輸、流通、不動産、ホテル、レストランなどさまざまな事業を展開しています。

 この経営理念を実現し、さらなる事業成長を遂げるため「長期ビジョン2020」を策定し、「沿線における複々線完成後のグループ収益の最大化」と「2020年度までに成長の種を蒔き育てる」というテーマの下、着実に事業を推進しています。

 これまで構想段階を含め半世紀にわたり進めてきた複々線化事業は、工事が大詰めを迎えています。いよいよ2018年3月には、すでに完成し営業運転している区間とあわせた、近郊区間全線での複々線化が実現し、混雑緩和や所要時間の短縮など、抜本的に輸送サービスが改善します。この大きな機会を最大限活用し、沿線エリアの事業基盤を磐石なものとするとともに、沿線外エリアの優良なマーケットへの進出などにより新たな収益源を獲得していくことで、将来に向けた成長サイクルの確立を目指していきます。

 また、私たちは、こうした事業活動を通じて地域や社会とともに発展していくことが、小田急グループの社会的責任(CSR)であると認識し、「安全・安心の追求」「地域社会の変化への対応」「環境に配慮した取り組みの推進」を重点分野と定め、さまざまな取り組みを進めています。

 今後も小田急グループは、自らの社会的責任を着実に果たすことで、日本一暮らしやすい沿線づくりを進めるとともに、皆さまから信頼され、社会と共に発展する企業を目指し取り組んでまいりますので、引き続きご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

2018年4月