取り組みの方針

小田急グループは、「地域価値創造型企業」として、小田急沿線や事業を展開する地域とともに持続的な成長を目指しています。なかでも、「まちづくり」は当社事業の根幹であり、マテリアリティ(重点テーマ)として位置付け地域社会への投資を行っています。加えて事業を通じて「職,住,商,学・遊、ウェルネス」をかねそなえたまちづくりの実現に向けて、地域社会との連携・活性化に取り組んでいます。

スポーツ支援活動

FC町田ゼルビア
FC町田ゼルビア

沿線のJリーグ所属のサッカーチーム「FC町田ゼルビア」に対して、2009年より協賛しています。また、各種バレーボール大会にも協賛しています。

沿線教育機関との連携

沿線教育機関との連携

沿線に所在する大学や専門学校などの教育機関と連携し、当社および当社グループにおける幅広い事業フィールドを活用した教育・研究、社会貢献活動を推進しています。
2012年に専修大学、文化学園大学、2013年に成城学園、2015年には玉川大学などと「連携・協力に関する基本協定」を締結し、具体的な取り組みを進めています。

財団法人による社会貢献活動

公益財団法人 小田急財団

小田急財団は、1984年に設立された財団法人安藤記念奨学財団と、1992年に設立された財団法人小田急電鉄事業団の公益活動を承継し、「小田急沿線を中心とする沿線地域社会の健全な発展への貢献」を目的とする公益財団法人として2012年4月に設立されました。
交通安全や交通道徳の普及啓発活動をはじめ、沿線の豊かな自然環境の保全・整備のための活動やスポーツを通じた障がい者の自立支援活動、地域社会の発展を担う青少年の育成のための「安藤記念奨学金」の給付や若手研究者に対する研究助成など、さまざまな公益活動を行っています。

安藤記念奨学金支給実績

2024年度 2023年度 2022年度 2021年度
支給人数 91名 94名 95名 91名
支給実績 23,196千円 21,984千円 21,954千円 21,288千円

研究助成金支給実績

2024年度 2023年度 2022年度 2021年度
支給人数 2名 2名 3名 3名
支給実績 2,000千円 2,000千円 3,000千円 3,000千円

エリア型まちづくりの推進

小田急こどもみらいクラブ

小田急線の経堂駅・千歳船橋駅・喜多見駅徒歩3分以内の立地に3店舗を展開する、小学1~6年生を対象とした小田急電鉄直営の学童保育施設です。
家庭的な保育に加え、進学教室SAPIX のノウハウを生かした学習サポート「ピグマキッズくらぶ」や、習い事オプションプログラム「ものづくり型STEAM教育プログラムSTEMON」・「ECCジュニア英語教室」など、充実した学習環境を整備しています。また、最大20時半までの延長、指定小学校お迎えサービスや入退室管理システムなど安心してご利用いただけます。

小田急こどもみらいクラブ千歳船橋
小田急こどもみらいクラブ千歳船橋

小田急ロケーションサービス

電車や駅などの鉄道施設を中心に、映画・ドラマ・CM・雑誌等のさまざまな撮影をサポートするサービスです。おすすめのロケ地や撮影方法のご提案から当日の撮影までお手伝いさせて頂きます。

撮影イメージ

スマートフィットネス事業

最先端IoTフィットネスマシン「milon」を活用したフィットネス施設を運営しています。「milon」は、8種類(筋力系6種・有酸素系2種)のマシンを1セット17.5分で周るサーキットトレーニングで、全身を効率よく鍛えることが可能です。運動経験が浅い方でも安心して続けられるよう、一人ひとりに合ったトレーニングメニューをご提供いたします。

4H fitness梅ヶ丘
4H fitness梅ヶ丘

シェアサイクル

シェアサイクル事業者と協業し、駅周辺エリアでの自転車のシェアリングサービスの導入を促進しております。下北線路街 空き地駐輪場(世田谷区)や小田急多摩センター駅・南林間駅等のオダクル(駅周辺駐輪場)内に、電動アシスト自転車の借用・返却ポート(ステーション)を設置し、利用動向を見ながら設置場所の拡大を検討しています。
ステーションイメージ
ステーションイメージ

AOiスクール

「AOi(アオイ)スクール」は「不登校を学びの可能性に変える」をミッションに、自分の興味関心のあることを出発点に、将来の自立を支援するオルタナティブスクールです。
2023年9月からのプレ開講期間を経て、2024年10月より本開校しました。

リアルでの通学のみならず、バーチャルキャンパスへの通学プランも用意しており、沿線内外を問わず、コンセプトでもある「みらいにつながる、たのしいまなび」を届けるために活動しています。
AOiスクール

小田急グループの取り組み

商業施設における地域共生の取り組み

沿線を中心に商業施設を運営する株式会社小田急SCディベロップメントでは、地域共生ステートメント「エキチカは、マチチカ、ヒトチカへ」を掲げ、地域のステークホルダーとの連携を進めています。狛江市との小田急マルシェ狛江・狛江市道を一体としたリニューアル工事の推進や、厚木市と本厚木ミロードとの文化芸術に関する連携協定締結、藤沢市立鵠沼海浜公園改修事業(代表企業小田急電鉄)に参画するほか、2024年1月には、各商業施設でお客さまから不要品を回収し、回収物の査定金額を地域の子どもたちへの絵本やおもちゃなどにかえて自治体へ寄贈する取り組み「Re:born」を実施するなど、自治体との連携を強化しています。また、地元の企業や学校とイベントを実施するなど、地域への貢献や魅力向上を目指しています。
商業施設における地域共生の取り組み

AGORA Hon-atsugi

神奈川県より「令和4年度・令和5年度・令和6年度イノベーション人材交流拠点事業」を受託した株式会社小田急SCディベロップメントは、小田急本厚木ミロード①6階にインキュベーション施設「AGORA Hon-atsugi」を開業し、地域の起業準備者へ創業支援を実施しています。
AGORA Hon-atsugiは、快適なワークスペースの提供だけでなく、地域の起業家と起業家を取り巻く多様な地域サポーターを結びつけるコミュニティ構築を積極的に図り、神奈川県央エリアにおけるイノベーションの発信地として運営を推進しています。
AGORA Hon-atsugi
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