方針

当社グループでは、事業活動における汚染物質の排出を削減することが企業の責務であると認識しています。当社グループとして、環境関連の諸法令・規則を遵守することはもちろんのこと、汚染物質を排出しないエネルギーの使用や汚染物質を含まない材料への切り替え等に取り組むことは、健康被害や自然棄損の抑制、安全な社会環境の提供に貢献すると考えています。
このような課題認識のもと、当社グループでは汚染物質の適切な管理・処理に努め、様々なステークホルダーとともに汚染物質排出の削減に取り組んでいます。

ガバナンス体制

当社グループでは、汚染物質の課題に対し、方針に基づき、適切な処理ならびに年度毎の実績管理を行う機関として、サステナビリティ担当執行役員が委員長を務める「サステナビリティ推進委員会」を設置しています。また、取締役会および取締役社長は、サステナビリティ推進委員会から報告を受け、汚染物質によるリスクを監視し、必要により指示を出すことにしています。サステナビリティ推進委員会で審議した事項は、当社各部・室および当社グループ全体で共有・連携を図り、取り組みを推進しています。

取組み

汚染物質の適切な管理・処理を行っています。

PCBの適切な管理と処理の推進

PCBの搬出(相模大野)
PCBの搬出(相模大野)

PCB(ポリ塩化ビフェニル)含有機器について、特別管理産業廃棄物の保管基準で定める厳正管理に努めるとともに、処理期限(2027年3月)までに適正な廃棄処理を順次進めています。