社員紹介/電気

エピソード
工事を無事完了させ
列車の安全運行を間近で見届ける
入社後のキャリアのうちの大半の10年以上、電力設備・架線保守に携わってきた中で、手応えを感じ、そこで自分の成長も感じることができたのは、交換周期を迎えている箇所の定期修繕の業務でした。どのように交換を進めていくのか、交換計画を立案して、実際に現場にて交換対象設備の事前確認、設備の構造を理解し、資料作成を行う。そして作業当日は、多くの協力業者の方々に作成した資料通りに作業をしていただく。この一連の業務は、ある程度、経験を積んだ者にしか任せられません。それだけに入社4〜5年目に、その業務の一部を担当させてもらった時は、ようやく認められたなと感じ、うれしかったことを覚えています。
とはいえ、任せられた当初は、うまくいかないことも。例えば、施工方法、施工に必要な材料の確認、実作業での作業員の連携のプロセスなどについての資料を、机上で綿密に作成するのですが、いざ作業に取り掛かると想定通りではなかったということも出てきました。実作業は夜間の限られた時間の中で完了しなければならないため、作業を中断するわけにはいきません。そんな時、心強いのは、ベテランの協力会社の方です。お互いに知恵を出し合い、その場でリカバリーすることで、無事に作業を完了させたことも何度もありました。しかし、その後、経験値が積み上がっていくにつれ、似たようなケースを担当することも多くなり、「この場合はこんな方法」とイメージがつくように。そんな中で、無事に作業が完了し、翌朝、当たり前のように列車が安全に運行している姿を見届けたとき、いつも達成感を覚えていました。


小田急電鉄に入社を決めた理由
地元で働ける会社を探していた時に兄に薦められたのが小田急電鉄でした。地元で誰もが知る有名会社なので、自分にはハードルが高いかなと思ったものの、チャレンジしてみたら、幸いなことに入社できることに。地元で長く安定的に働き続けると思い、うれしかったです。
入社して感じる小田急電鉄の魅力
今も暮らしている地元に貢献できるのが、小田急電鉄の魅力です。私自身は、営業線・駅舎になくてはならない電気を扱うことで、地元の鉄道インフラを支えているという誇りを持てますし、小田急グループ全体で言えば、運輸業のみならず、流通、不動産など多方面で貢献できています。
小田急電鉄で働く理由
入社動機の「地元の有名会社であること」「安定性」が働き続ける理由でもあります。小田急電鉄を薦めてくれた兄も「よかったね」と言ってくれています。また、自分の子どもに自慢できることも魅力の一つであると感じています。
応募者へのメッセージ
社外の人たちと何気ない話をしている中で、自分はお客さまのためになる仕事をしているということが感じられる。そこに小田急電鉄で働く魅力があります。また、電気システムの仕事で大事なのはコミュニケーション。元気があって、しっかり自分の思いを言葉で伝えてくれる人、意見交換できる人と一緒に働けたらと思っています。
私の仕事
安全・無災害を遵守し
電車の「電」を担っていく
入社後、12年にわたり携わってきた検査グループから異動し、現在は電力関係の工事の施工管理、設計業務に従事しています。その中で念頭に置いているのは、安全・無災害で工事を完成させることはもちろん、検査グループが検査・メンテナンスしやすい設計です。検査グループの方々が実際に現場でどんな動きをするかを想像しながら設計します。その点は検査グループでの長年の経験が活きているところです。現在担当しているのは、ホームドア設置に伴う工事および藤沢駅の改良工事です。そこで難しさを感じているのは、工務部や運転車両部、旅客営業部など社内の他部署や、複数の関係各社など、多くの方々と調整を図り、多くの問題を解決していかなければならないことです。また、法令・規則・基準が多いのも苦労の種です。担当工事の完成はまだ先ですが、さまざまな苦労を乗り越え、自分の考えや検査グループの意見を反映させ、協力業者さんたちと工事を完成させた時の喜びの大きさは想像以上だろうなと今から思っています。そして完成した時、自分もまた、さらに成長しているだろうと期待しています。



キャリアパス
1日の流れ
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出社。メールチェックおよび宿直中の障害の有無の確認
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協力業者との当日夜間作業の打合せ
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図面作成に伴う現場確認を行う
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昼食
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定例会議。工事の進捗状況・検討事項を確認し、今後の工程調整を行う
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翌日の予定確認や書類作成を行った後、退社
休日の過ごし方
休日は家族と公園で思いっきり遊んで、子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごしています。
