odakyu electric railway
ODAKYU ELECTRIC RAILWAY CO., LTD. RECRUITING INFORMATION
SPECIAL INTERVIEW

「人財」にかける想い

KAORI
TSUYUKI
露木 香織
常務執行役員
(人事部担当)
小田急電鉄の働き方や人財に対する想いについて
インタビュー形式でお伝えします。

Q.1 小田急電鉄の人財に対する考えについて教えてください

小田急電鉄は不確実性の高い時代の変化に適合しつつ、沿線地域になくてはならない存在として、多様な価値を創造していく必要があります。そのためには、時代の変化とともに多様化する顧客ニーズに応えるべく、考え、学び、行動することが求められます。こうした人財「価値創造型人財」を目指すべく、私たちは「人財マネジメントポリシー」を定め、行動指針を明確にしています。

また、多様な価値を創造するためには、異なる考え方・能力・背景・価値観など、いわゆる「多様性」を認め合う風土が必要です。組織の中で多様な個の力が活かされ、皆が(全社員が)いきいきと働き活躍できるようなサポートおよび環境づくり、制度づくりを、人事部を中心に全社的に推進しています。

人財マネジメントポリシー

Q.2 具体的な制度や取り組みを教えてください

小田急電鉄では社員の「学びたい」「キャリアアップしたい」といった自主的・自律的な成長欲求に応えるべく、さまざまな制度を整えています。いくつか具体的な例をお伝えします。

事業アイデア公募制度climbers

年次や部門を問わずすべての社員が、新しい取り組みや事業を提案できる制度。地域の持続性向上に寄与する施策をはじめ、社会課題を捉えた新規ビジネスが続々と生まれている。

プロジェクト人財公募制度

小田急電鉄社内で進行中のプロジェクトに、参加意欲のある人材が部門を超えて参画するチャンスが与えられる公募制度。能動的なキャリア形成を後押しする。

資格取得支援制度

業務上必要な資格保有を促すのはもちろん、自己啓発意欲を高め社員の能力開発に資することを目的としている。資格取得に関する費用を支援し、「学び続ける」を後押し。

  • *現在では約100資格が対象(2023年4月時点)。
  • *職種・所属に関わらず多様な資格を取得可能、社員のキャリア自律に繋がっている。

デジタル人財の育成

DX基礎理解を目的としたe-learning。DXに関する社内の共通認識およびリテラシー形成を目的としている。ハンズオン講座やクラウドの研修、SNS関連教育など専門能力の育成にも注力。

  • *2022年度に本社員の9割以上が受講

「関係の質」向上に関する取り組み

価値創造行動の呼び水となるのは社員同士の「関係の質」という考えのもと、エンゲージメントサーベイによる定量評価のほか、職場・会社の現状を議論し合う全社員参加型の「未来創造会議」を実施。

Q.3 働く環境について教えてください

長らく交通事業を中心とした事業展開を行ってきたこともあり、男性従業員に比べて女性従業員比率が低いのが現状です。しかしながら、小田急電鉄はすべての人が年齢・性別などの属性に関係なくいきいきと活躍できる企業づくりに取り組んできました。その結果として、女性社員の数やリーダー層への登用は、着実に増え続けています。女性はもちろん、これまで以上に男性も、家庭・キャリアそれぞれを両立しやすいよう、より良い制度・環境づくりに注力していきます。

小田急電鉄 ダイバーシティ&インクルージョン

Q.4 小田急電鉄で働く魅力は何でしょうか?

私はこれまで、商業や不動産事業などをさまざまな業務を経験してきました。そして改めて思うのは、お客さまとの距離感の近さです。多くのお客さまの顔が見える立ち位置で仕事ができるため、「自分の仕事が受け入れられているか?」という手応えを良くも悪くもしっかりと感じられたように思います。お客さまの笑顔に鼓舞され、一方で芳しくないご反応には反省をし、改善に努めていく……そんなキャリアであったとも言えます。そんな気づきや発見の呼び水となるお客さまとの距離感そのものが小田急電鉄の魅力であると感じます。そこで積み重ねた経験が、「顧客視点」という行動指針となり、今も自分の中で活きています。
また、個人のやりたいことを後押ししてくれる社風があり、若い時から責任ある仕事に挑戦させてくれる点や、それによるキャリアステップにより自分の成長を実感できる点もまた、小田急電鉄で働く魅力だと思います。地域貢献性や社会的使命感といった他の特長を魅力に感じている社員もいるようですので、このあたりは、社員懇談会などを通じて直接社員から聞いていただければと思います。

Q.5 これから入社する方々に期待することは?

新卒で入社される皆さんには、100年の歴史の中で連綿と受け継がれてきた小田急電鉄のカルチャーを継承し、しかしながら変えるべき点は変えて、アップデートし、次の100年に向けた取り組みに、ぜひ力を注いでいただきたく考えております。今、私たちは地域価値創造型企業へと進化を遂げるべく、多岐にわたる挑戦を行っています。その当事者となり、新しい感性を発揮しながら事業成長、そして事業創造を牽引していただければと思います。

皆さんとともに働く日が来ることを、心より楽しみにしています。